【C大阪 vs 広島】J1・1年目を駆け抜ける坂元達裕。飛躍したシーズンのラストスパート

2020年11月20日(金)


前節の清水戦。一度は同点に追いつく清武弘嗣のゴールは、坂元達裕の左足から生まれた。マークに来た相手をフェイントで翻弄すると、清武も「当てるだけだった」と振り返る、ピンポイントのクロスをファーサイドへ届けた。今季7つ目のアシスト。この他にも、オウンゴールを2度誘い、PKも1度獲得しており、目に見える形で、少なくとも10度の得点を演出していることになる。

シーズンも終盤を迎えているが、加入1年目の坂元の活躍は目覚ましい。非凡な打開力を誇るドリブル突破を武器に、個で勝負できる存在として、チームに新しい風を吹き込んだ。緩急をうまく使い、瞬間的にマークを外し、独特の間合いで相手を置き去りにするテクニックは見る者を魅了し、右サイドから何度もチャンスを創出した。

もっとも、第2クールに入ると、相手の警戒も増し、思うように突破できない試合も増えている。それでも、わずかなスペースがあれば決定的な仕事ができることは、前節でも証明済み。以前、「対策されても、どう相手の守備をかいくぐるか、毎試合、考えながら楽しくできている」とも話していた。残り7試合。チームとして一つでも上の順位でシーズンを終えるために、そして、坂元自身、J1での1年目をしっかりと締め括るためにも、ここからのプレーは重要になる。

今節は、守備が堅い広島が相手。簡単にはやらせてくれないだろう。アウェイでの一戦では、サイドを突破してオウンゴールを誘っているだけに、相手の警戒も一層、強まっているはず。それでも、巧みな位置取りでボールを受け、松田陸とのコンビも生かしてサイドのスペースを攻略していくことが、チームの勝利にもつながる。飛躍したシーズンのラストスパートを飾る、レフティーのプレーに注目したい。


文:小田尚史(C大阪担当)


明治安田生命J1リーグ 第28節
11月21日(土)16:00KO ヤンマー
セレッソ大阪 vs サンフレッチェ広島
ヤンマースタジアム長居(セレッソ大阪)
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