【磐田 vs 群馬】長崎戦でのプロ初得点から3試合連続スタメン中の高卒ルーキー・三木直土。更なる活躍のために必要な“動き出し”の精度と回数。

2020年10月24日(土)


高卒ルーキーの三木直土がチャンスを生かしている。その流れが変わったのは、19試合ぶりにリーグ戦出場となったJ2第25節松本戦。その試合でルキアンと同時に61分から途中交代から起用されると2人合わせてシュート6本を放ち、チームの攻撃を活性化。その活躍ぶりが鈴木政一監督に評価されて先発したJ2第26節長崎戦では、47分にプロ初得点となる決勝点をマーク。「(プロ初得点は、)本当に嬉しいし、家族にもゴールは期待されていた。本当に感謝したいし、これからもその気持ちでやっていきたい」と念願のプロ初得点でチームを9戦ぶり勝利に導いた。「コンディションもずっと良い状況でやれていた。それを見てくれていた(鈴木)政一監督の期待に応えようと思っていた」と起用してくれた指揮官に感謝し、そこから3試合連続先発とチャンスを生かしている。

ただ初ゴールまでの道のりは、順調ではなかった。3月の清水との練習試合や6月の沼津との練習試合で主力組として先発してリーグの中断期間に頭角を現した。その期間に周囲からの期待も大きくなり、満を辞して迎えたリーグ再開後もプロデビューを飾ったJ2第2節で途中出場、J2第6節北九州戦ではプロ初先発も経験した。しかしその後は、ベンチに入ることもないままチャンスが訪れない日々が続いた。「ずっと公式戦からも離れていて、本当に苦しい時期だった。自分のメンタル的にも持ち堪えながらやるのが辛い時期もあった」と振り返る。ただ「自分の家族や応援してくれている人に恩返ししたい気持ちで頑張ってきた」と黙々と準備を続けてきた成果がようやく実を結びつつある。

「動いてかき回すタイプ」と自身も言うように最前線での動き出しを得意としたストライカー。そのようなストライカーにとっては、パサーとの関係性が生命線だ。言うまでもなく日本屈指のパサーでもある遠藤保仁の加入は、「自分が動き出せば、(そこに)ボールが出てくる感覚。自分たちフォワードからしたら全然違うのでやりやすい」と効果を実感。長崎戦での初得点に繋がったセットプレーを獲得した場面も、ペナルティエリア内で相手最終ラインの裏に動き出したところに遠藤からの浮き玉が通ったところからコーナーキックに至っている。特に長崎戦の後半に見せた“動き出し”は、更なる活躍に繋がるカギにもなる要素なだけに、その回数と質を高めていくことが三木の進化に繋がっていくはずだ。


文:森亮太(磐田担当)


明治安田生命J2リーグ 第29節
10月25日(日)15:00KO ヤマハ
ジュビロ磐田 vs ザスパクサツ群馬
ヤマハスタジアム(磐田)(ジュビロ磐田)
みんなの総合評価 (4.2)
臨場感 (4.7)
アクセス (3.5)
イベント充実 (3.5)
グルメ (3.7)
アウェイお楽しみ (3.4)

みんなの口コミで作る「スタジアムナビ」
全スタジアムの新着投稿フォト

編集部オリジナル特集

移籍情報