【徳島 vs 愛媛】歴史を重んじた岩尾憲

2020年10月9日(金)



「あの衝撃的な敗戦の借りをまずは返さなければいけない。その上であの敗戦から何を得たのかを表現する。できるのか、できないのか。真の意味で問われている」(岩尾憲)。
前半戦の『四国ダービー』では、前半3得点を挙げながらも後半だけで4失点を許して痛恨の敗戦を喫した。あの敗戦から、約3カ月半。ダービーフラッグ奪還に向けて、勝利が求められる徳島。

キャプテンの岩尾は、クラブ公式から発信されたインタビュー映像に自分なりのメッセージを込めた。また、映像尺の都合で入りきらなかった部分も岩尾らしかった。

昨年もだが、第2節の愛媛戦前にも以下のような理由で選手間ミーティングを実施したそうだ。

「クラブやサポーターは、ここ1・2年を見てきたわけではありません。長い年月をかけて作り上げてきた先人たちの礎。それは愛媛さん側も同じ。それを僕らが引き続きピッチで表現する中で、もともとは徳島という地に縁もゆかりのない選手もいます。さまざまな形で徳島に加入した選手たちは戦う以前に『四国ダービー』が何なのかを知る必要があるし、それを知った上でプレーして欲しいという気持ちもありました。名目だけ打たれて中身を知らずに表面的にやるというのは密度が薄い。昨年もミーティングを行いましたが、今年も長谷川選手が昨年とは違う言葉を使って選手たちに伝えてくれました。もちろん、それをしたから勝った、それをしたから負けたではありません。いつも言うように勝ち負けに関しては選べないので。ただ、それ以前のプロセスとして、どういう気持ちで『四国ダービー』に向き合うのか。プロセスをどうしても大事にして入りたいという思いでやりました」。

残念ながら結果は敗戦だった。だからこそ、明日はより強い気持ちで臨む所存。

「ヴォルティスのエンブレムに対して、クラブに対して、“(サポーターが)俺たちは、私たちは、このクラブを応援して間違っていない”と思ってもらえるようなゲームにあらためてしなければいけない。そういった意気込みを強く持っている」。


文:柏原敏(徳島担当)


明治安田生命J2リーグ 第25節
10月10日(土)14:00KO 鳴門大塚
徳島ヴォルティス vs 愛媛FC

鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(徳島ヴォルティス)
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