【岩手 vs 讃岐】停滞感を切り裂く精密クロス 中村太亮の左足が決定機を演出する

2020年10月6日(火)


8月8日に行われた第9節岐阜戦後に膝蓋骨の骨折が判明し、戦線離脱を余儀なくされた中村太亮。離脱した後、チームは4連敗し、「いい流れの時期に離脱し、チームも勝てない試合が続いた。すごく責任を感じていた」と悔しさをにじませた。

そんなレフティーが前節、約2か月ぶりにピッチに戻ってきた。練習復帰して1週間も経っていない段階だったこともあり、途中出場で20分ほどのプレー時間だったが、CKから一時同点となるゴールをアシストするなど、存在感を発揮。「体のキレはまだまだだったし、もっとボールを運ぶプレーを出したかった。でも、試合勘やゲーム体力の部分ではあの20分でだいぶ取り戻せたと思う」と話し、今節に向け、個人としても、左の起点を失っていたチームとしてもポジティブな材料となった。

守備の安定感が出てきた一方で攻撃ではやや停滞感が漂う。特にポゼッション時、アタッキングサードで相手を崩し切るプレーが少ないが、これを打破するためのポイントを中村は「仕掛けて相手をはがすプレー、積極的なアクション」と指摘。ボールを運ぶ、パスの後にまた顔を出す、あるいは相手にとって嫌なスペースにスプリントする。当然、リスクマネジメントには細心の注意が必要となるが、「相手がこわがるプレーをしない限り、ゴールにはつながらない。当たり前のことなんですけど、チームとして勇気を持ってやっていきたい」と述懐する。

そしてそういうプレーが増えれば増えるほど、岩手のストロングであるセットプレー、そして中村の魅せ場も自然と増えてくる。いい守備をいい攻撃につなげ、もう一度チームを浮上させられるか。背番号17が誇る“黄金の左足”にかかる期待も大きい。


文:高橋拓磨<cross Line>(岩手担当)


明治安田生命J3リーグ 第20節
10月7日(水)13:00KO いわスタ
いわてグルージャ盛岡 vs カマタマーレ讃岐
いわぎんスタジアム(いわてグルージャ盛岡)
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