【熊本 vs YS横浜】壁となり、得点源にもなる、1年目のDF菅田真啓の圧倒的な高さ

2020年9月21日(月)


「やっぱり自分の役割をしっかりやることを考えていました。足がつって交代してしまいましたけど、競り合いとか、FWにつけるボールとか、そういったところで、やれたという手応えはあります」

福岡大学から加入して1年目のDF菅田真啓は、初先発となった第15節相模原戦のプレーをそう振り返る。昨シーズン熊本に在籍し、その高さが対戦相手にとって大きな脅威となることを多くのサポーターも知っているからこそ、三島康平をほぼ抑えた空中戦のパフォーマンスは、ルーキーらしからぬ貫禄すら感じさせた。2試合連続で先発した前節の藤枝戦でも、1失点こそしたが、GK内山圭やセンターバックでコンビを組む1年先輩のDF小笠原佳祐らとともに得点ランキングトップの大石治寿を抑えて勝利に貢献。

藤枝戦では本数自体が少なかったため目立たなかったが、相模原との試合ではほとんどのコーナーキックでターゲットにもなった。「難しい時は中に折り返す選択もあります。でも基本はシュート狙い」と、得点源としての働きにも大きな期待がかかる。

プレシーズンには、センターバックのポジション争いでもややリードしていた感があった。しかし「パスを出した後にもう1回動く準備とか、その速さが足りていなかった」ことで開幕先発は掴めなかった。ただ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が延びたことが、それまでの自分のプレーを見直すことにもなった。

学生時代までとプロの世界の違いとして感じた、止める、蹴るの基本的な技術や、ディフェンスとして欠かせない予測、相手FWに対するポジショニングと駆け引きなどを意識して、「同じセンターバックの選手のいいところを吸収」しようと練習に取り組むなど、制限がある中でも「できること」に専念。そうしてわずかずつでも前に進もうとしたことが、交代出場でのデビューや先発起用にもつながっている。

ただ、ゲームでのプレー時間が長くなれば、その分、また新たな課題が見つかるもの。
「守備ではセンターバック同士の距離を意識しないといけないし、攻撃ではいち早く前につけることを考えてプレーしないといけないと思います」

他のポジション同様、競争は熾烈だ。磨くべき部分を磨き続けて、総合力を高めていくことが、その強みを十分に生かすことにつながる。


文:井芹貴志(熊本担当)


明治安田生命J3リーグ 第17節
9月22日(火)18:00KO えがおS
ロアッソ熊本 vs Y.S.C.C.横浜
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