【水戸 vs 山口】現代サッカーに必要な能力を備える岸田翔平が今節もチームに安定をもたらす。

2020年9月12日(土)


開始2分と3分にクロスバー直撃のシュートを打たれ、27分に放たれたミドルシュートはGK松井謙弥の指をかすめながらゴールポストに直撃。磐田の厚みのある攻撃を受けて、水戸の守備は崩壊寸前だった。

その状況を救ったのは、岸田翔平だった。右ウイングバックとして先発した岸田だったが、30分頃に3バックの左にポジションチェンジ。すると、最終ラインを統率しながら、左ウイングバックとして今季初先発を飾った河野諒祐をコントロールして、守備を安定させた。それ以降、磐田にほとんどチャンスを与えることはなくなり、後半は水戸ペースで試合を進めることができた。

「3バック自体はシーズン始めの方にも何回かトライしていたので混乱はなかったです。やることはわかっていたので、すんなり入れました」と平然とした表情で語る岸田を秋葉忠宏監督はこう称えた。
「(岸田)翔平が最終ラインに入って守備を落ち着かせてくれたし、翔平が指示を出して、3-5-2からウイングバックを押し出してプレッシングしながら4-4-2に可変するという形を作り出してくれた」
豊富な経験を活かしながら、チームを立て直し、そして、さらに勢いをもたらしたのだった。

「現代サッカーにおいて『これしかできない』選手は生き残っていけない。なんでもできる上にスペシャルな能力を発揮できるようにならないといけない」
年代別日本代表のコーチとして世界のトップレベルを見てきた秋葉監督は現代サッカーにおいて選手が求められる能力についてそう語る。
3バックでも4バックでも最終ラインならどこでもプレーができ、両サイドのウイングバックとしても存在感を発揮する岸田翔平はその象徴的な選手と言える。

どのポジションでも、どんな状況でも、どんな相手でも、チームに安定をもたらす岸田が今節もチームを支えてくれることだろう。


文:佐藤拓也(水戸担当)


明治安田生命J2リーグ 第19節
9月13日(日)19:00KO Ksスタ
水戸ホーリーホック vs レノファ山口FC
ケーズデンキスタジアム水戸(水戸ホーリーホック)
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