【岩手 vs YS横浜】後藤京介、滾る。苦境を乗り越え、いざ古巣との勝負へ。

2020年9月11日(金)


局面を変えチャンスを生むパス。正確なプレースキック。8月下旬、サポーターが心待ちにしていた後藤京介本来のプレーが戻ってきた。

前節、2ゴールを演出し、勝利の立役者となった後藤だが、開幕直後は「サッカー人生で一番悩んで苦しい時期」と振り返る。

克服の転機となったのはチームメートの支えだった。「牟田(雄祐)くんの家でごはんを一緒に食べたときがあって本当に包み隠さず話したんです。牟田くんは全部受け止めてくれた。そこですごく楽になりました」。開幕から取り組んでいたヨガの効果が出始め、メンタルも上向いてきたことで徐々に本来のプレーを取り戻し始める。「ネガティブな言葉を言わなくなりました。メンタルトレーニングのおかげでもあるんですけど、牟田くんを見習って。それがチームの一体感につながると思います」と、ヨガとメンタルトレーニングの手応えを口にする。

今節は古巣のYS横浜を迎える。当時の後藤は「ピッチ上の王様」といっても過言ではないほど、ビルドアップからゲームメイク、そしてフィニッシュまですべてに関わるスペシャルな存在としてチーム、サポーターに認知されていた。

「特に佐藤祐太は専修大学の後輩で、オフに一緒にトレーニングする仲。ポジション的にもマッチアップが多くなりそうなので、純粋に楽しみですね」。

昨夏、群馬に期限付き移籍が決まった直後の対戦相手がYS横浜だったものの、合流間もなかったこと、試合が拮抗していたことから出場機会はなく、ベンチで試合終了のホイッスルを聞いた。それからちょうど1年。「本当に楽しみにしていた」試合がいよいよ明日に迫っている。

ボランチでコンビを組む吉田直矢との安定感も抜群で、コンディションが高まった中で迎える古巣との対戦。いわスタでの今季初勝利をかけた試合でどのようにタクトを振るうのか。背番号41の左足に注目が集まる。


文:高橋拓磨<cross Line>(岩手担当)


明治安田生命J3リーグ 第15節
9月12日(土)13:00KO いわスタ
いわてグルージャ盛岡 vs Y.S.C.C.横浜
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