【長崎 vs 千葉】求められるキャプテンシー 2、6、7月の月間MVP秋野央樹

2020年8月17日(月)



長崎のMF秋野央樹は前節の山形戦後、今季2敗目を喫したチームと、自らへの物足りなさを隠さずに打ち明けた。

「もっと一人一人が勝ちに対するパワーを出したいし、僕には出させる役割がある」

0-1で敗れたこの試合、長崎は明らかに覇気を欠いた。それを象徴するのが後半立ち上がりの失点シーンだ。自陣右サイドの攻防でタッチラインを割ったと思ったボールが実際は割っておらず、インプレー。長崎の選手は一瞬だがプレーを止めてしまい、その隙を突かれた。

ここから反撃のギアを入れるのが本来の長崎だが、この日は最後まで攻撃の形をつくれず沈黙。遠い山形から、土産なしで帰るほかなかった。

冒頭のコメントは、そんな首位らしからぬゲーム運びをしてしまったことへの危機感からだろう。今季は自ら主将を願い出て、これまでチーム唯一の全試合出場。大幅にターンオーバーする中でも必ずピッチに立ち、かつプレーの質を落とさないことでキャプテンシーを示してきた。

だからこそ、最近のチームには納得がいかない。「(大幅にスタメンが)替わるからこそフレッシュな選手が出ている。もっと自分が勝たせるんだ、という動きをしないと」。8月の戦績は1勝1分け2敗。2位北九州が目下まで迫ってきた中、もう負けは許されない。

左足から繰り出される正確無比のパスは長短、緩急を織り交ぜて攻撃にリズムを生み出す。パスワークを幹にする長崎の要だ。加えて、危険な場面にことごとく顔を出す献身さも併せ持つ。「チームのレベルを引き上げていきたい」。2、6、7月の月間MVPはいま一度、首位チームをあるべき姿へ導くことができるか。


文:中島宙(長崎担当)


明治安田生命J2リーグ 第13節
8月19日(水)19:00KO トラスタ
V・ファーレン長崎 vs ジェフユナイテッド千葉
トランスコスモススタジアム長崎(V・ファーレン長崎)
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