【金沢 vs 京都】届かなかった数センチ。石尾崚雅が迎える再びの京都戦

2020年8月15日(土)


2019年7月31日明治安田生命J2リーグ第25節、金沢vs京都。金沢が1点をリードして時計の針は90+7分まで進んでいた。一美和成が放ったシュート気味のクロスは石尾崚雅が必死に伸ばした足の先を通過し、その後ろでスライディングした小屋松知哉が押しこんだ。試合後、石尾は届かなかった数センチをこう振り返った。「最後、つききれなかったのは自分の甘さであったり、自分が試合に出られていない原因。ちょっと(マークの)受け渡しの部分がうまくいかなかったけど、最初からついていた自分が悪い。自分のマークなので、そこは誰のせいでもなく自分のせい。そこを突き詰めていったらチャンスはある」。

ルーキーイヤーだった昨年、石尾は京都戦が3試合目の出場だった。レギュラーをつかむのはあと3ヶ月必要だった。そして2年目の今シーズン。ここまではフィールドプレイヤーではチーム唯一全試合フル出場を続けている。迎える再びの京都戦。対峙するのはJ2得点ランクを独走するピーター・ウタカだ。「すごくパワフルで(ディフェンダーを)なぎ倒してゴールを決めている。裏にも抜けてくるし、ヘディングもある。並行して走ったら片手で押さえられてしまうので、いいポジションをとることが大事」と警戒し、そして「ルカオみたい」と続けた。

前節の負傷で全治6週間と発表された金沢が誇るストライカー。好調のなかで戦列を離れざるを得なくなったルカオについて石尾は言う。「J2だとあいつ(ルカオ)が一番。センターバック4人で話したりするけど、『ルカオと練習でやっているから大丈夫だな』っていう結論になる」。規格外のストライカーと対峙する術は日常的に磨いてきた。伸ばした足先が届かなかった、あの試合から約1年。石尾は少し大きくなった姿で京都を迎え撃つ。


文:村田亘(金沢担当)


明治安田生命J2リーグ 第12節
8月16日(日)19:00KO 石川西部
ツエーゲン金沢 vs 京都サンガF.C.
石川県西部緑地公園陸上競技場(ツエーゲン金沢)
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