【岩手 vs 長野】「自分のプレーが相手によって変わることはない」ゴールへの道筋を提示する橋本晃司

2020年8月15日(土)


チームが不振だった序盤戦はチーム戦術もあり、長いボールが行き来するような展開で存在感が希薄だった橋本晃司だが、2シャドーの一角として3試合ぶりの先発となった第8節では反撃の口火を切る同点ゴールを決め、続く第9節では勝点1につながるアシストをマーク。攻撃にリズムと加速力を与える効果的なワンタッチパスやフィニッシュワークの局面で持ち味を発揮し始めている。

特筆に値するのはプレースキックの精度だ。ここまで記録した2アシストはともにCKから。第5節の富山戦ではストレート系のボールをニアに供給、前節の岐阜戦ではインスイングの鋭い軌道を描くボールで牟田雄祐のゴールをアシストした。練習でも精度の高いボールを連発していたが、序盤戦は中とのタイミングが合わずゴールに結びつかなかった。
「(CKからゴールを決めた下畠)翔吾も牟田も、ボールの軌道をイメージして線で入ってきてくれる。だから多少キックがずれたとしても対応してくれるので合わせることができているんだと思います」
今季の岩手は高さのある選手も多く、武器として期待されてきたセットプレーから結果が出ていることは非常にポジティブな要素だ。

配置の変更、戦術の変更で橋本もセットプレーだけでなく流れの中からも特長を発揮しやすくなり、彼の特長が発揮されることで味方の特長もピッチ上で表現できるようになってきている。「戦術などチームとしてやることはありますけど、相手によって自分のプレーが変わることはない」と断言する橋本。そのベテランとしての落ち着き、経験、頼もしさ、そして前線でゲームをつくり、ゴールへの道筋を示す橋本晃司のクオリティは、昨年8月18日以来となるいわスタでの勝利に欠かせないピースとなる。


文:高橋拓磨<cross Line>(岩手担当)


明治安田生命J3リーグ 第10節
8月16日(日)15:00KO いわスタ
いわてグルージャ盛岡 vs AC長野パルセイロ
いわぎんスタジアム(いわてグルージャ盛岡)
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