【G大23 vs 沼津】二種登録選手ながら堂々としたプレーが続くGK吉川直輝。「チームを鼓舞するプレー」を心がけ、勝利を目指す。

2020年8月8日(土)


トップチームのGKにケガ人が相次ぐ状況下、J3リーグの第2節から5試合続けて先発出場したのがユース所属の二種登録選手、高校三年生のGK吉川直輝だ。
初めてガンバ大阪U-23の一員として公式戦を戦ったのは、セレッソ大阪U-23との大阪ダービー。リモートマッチとはいえ、関西サッカーファンの注目を集める一戦でのJリーグデビューに少なからず緊張もあったはずだが、187センチ、78キロという恵まれた体格を武器に、安定したパフォーマンスを披露。勝ち切ることこそできなかったものの、チームの無失点に貢献した。以来、続けてピッチに立つことでJ3リーグのスピード感にも慣れてきたのか、落ち着きが増してきた印象も。もっとも本人はチームとして勝てていない状況が続いていることも踏まえ『結果』にこだわりを見せる。
「活動自粛の期間を明けてから、初めてフルコートで試合をしたのがセレッソU-23戦だったので、改めて『試合って長いんだな』と感じたのが率直な感想です。ただ、それ以降、試合を重ねることで、集中力が戻ってきたんじゃないかと感じていますし、いいセーブができているところもありますが、勝ちにつながるセーブというか、勝利にもっていけるようなプレーがまだできていないので、まだまだだと思っています。J3リーグで、自分より何歳も年上の選手と試合ができるのはすごくいい経験だと感じていますが、その中でも勝ちにつながる試合をもっと増やして、自信に繋げていきたいです」

最後尾に立つ責任として、自分の仕事だと話すのは「チームを鼓舞するプレー」だ。単に失点を減らすだけではなく、プレーや声で仲間を鼓舞するなど「自分のセーブでチームを活気づけていくようなプレーをすることが大事だと思っています」と語気を強める。そんな彼のプレーに森下仁志U-23監督も太鼓判を押す。
「ユースの選手がJ3リーグを戦うのは決して簡単ではない中で、よくやっていると思います。体つきを含めてポテンシャルは申し分ない。1試合、1試合、自信を積み重ねていくことで、もっといい選手になっていくんじゃないかと思います。若い選手の成長には本当に目を見張るものがあり、直輝も試合を戦うごとに全然違う姿になってきたというか。以前は、考え方も含めて少しルーズなところも見られましたが今は、雰囲気も含めいろんな意味で締まってきたなと感じています(森下監督)」

ここ2試合はトップチームのGK石川慧とGK一森純が先発出場したため、吉川は控えメンバーに終わったが、経験豊富な選手のプレーを間近で見ることで学び、力にしたこともあるはずだ。その部分も含めて再び、ピッチに立った際には『チームを活気づけるセービング』を期待している。


文:高村美砂(G大23担当)


明治安田生命J3リーグ 第9節
8月9日(日)18:00KO パナスタ
ガンバ大阪U−23 vs アスルクラロ沼津
パナソニック スタジアム 吹田(ガンバ大阪U−23)
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