J's GOALニュース

 次のページ 一覧前のページ 

【柏 vs 横浜FC】戸嶋祥郎が背番号28に込めた思い

2020年7月7日(火)


再開初戦となった前節FC東京戦。60分にヒシャルジソンが二度目の警告を受けて退場となり、次節横浜FC戦では出場停止となった。

しかし柏にはこの男がいる。今季新潟から加入した戸嶋祥郎だ。
戸嶋は昨年の明治安田生命J2リーグで、ヒシャルジソンに次ぐタックル数2位の数字を残した。対人プレーに強く、ボール奪取能力に長けたボランチである。
前節のFC東京戦では63分に投入された。戸嶋にとって記念すべきJ1デビュー戦。プレーに関しては、同じく途中出場の神谷優太、仲間隼斗も含めて「組織的に攻守において重要な役割を果たし、彼らの持っている個性、特徴を十分に発揮してくれた」とネルシーニョ監督は高い評価を与えた。

ただ、戸嶋は現状に甘んじることはなかった。
「良いポジショニングや、細かい修正はできるようになったと思いますが、監督はまだまだと思っているでしょうし、僕自身もそう思っています。どんな状況であれ結果を出していかないとスタメンは厳しいと思うので、もっとシュートに関わっていくというのは意識しないといけない」
そう言ってさらなる向上を見据えた。

冒頭でも述べたとおり、今節はヒシャルジソンが出場停止のため、戸嶋に出場機会が回ってくる可能性が高い。彼にとってはJ1スタメンデビューのチャンスだ。そして、前節に感じた課題を直近の試合で克服できるチャンスでもある。開幕の札幌戦こそ出場機会がなかったものの、2月のルヴァンカップのG大阪戦、前節のFC東京戦と、新加入ながら公式戦2試合に抜擢されていることからも、ネルシーニョ監督の信頼を早くも勝ち取ったと思われる。

期待値は高い。布部陽功GMは「レイソルにとって大切な番号」と言う背番号28を戸嶋に与えた。この28は、現在コーチを務める栗澤僚一が現役時代に背負っていた番号であり、2011年のJ1優勝時には、レアンドロ ドミンゲスと酒井宏樹の黄金コンビの背後のスペースをカバーし続けていた栗澤は“陰のMVP”とも称された。クラブ側は戸嶋には栗澤の後継者としての期待を寄せる。

戸嶋もその期待を受け止め、28を背負う決意を固めた。ただ、彼が28を背負う理由はもう一つある。
「新潟の早川史哉くんが28番なので、大病を克服してピッチに戻ってきた史哉くんと一緒に戦っていきたいという意味でもあるんです」

偉大な先人の後継と、かつてのチームメートへの思い。それらを背負い、なおかつ自分自身の成長に向かって、戸嶋はJ1の舞台で躍動する。

文:鈴木潤(柏担当)


明治安田生命J1リーグ 第3節
7月8日(水)18:30KO 三協F柏
柏レイソル vs 横浜FC
三協フロンテア柏スタジアム(柏レイソル)
みんなの総合評価 (4.2)
臨場感 (4.9)
アクセス (3.6)
イベント充実 (3.0)
グルメ (3.3)
アウェイお楽しみ (3.0)
  一覧  

みんなの口コミで作る「スタジアムナビ」
全スタジアムの新着投稿フォト

編集部オリジナル特集

移籍情報