【甲府 vs 新潟】新生ジュニオール・バホスが再開試合で甲府を勝利に導く

2020年6月26日(金)


長期的に見ても目先の1試合を見てもジュニオール・バホスの重要性は高い。ここ数年はケガやモチベーションのコントロールが上手くいかずに宝の持ち腐れのようなシーズンだったけれど、今季は「(昨季は何度もケガをするなど酷かったのに)甲府が2度目のチャンスをくれた。倍にして返したい」と殊勝なコメントをしセルフコントロールもしっかり行い、新型コロナでリーグ戦が延期、再延期されている期間を活かしてコンディションを上げてきた。

開幕戦には間に合わなかったが昨季終盤のケガが癒え、今節は先発見込み。チームは過密日程の長いシーズンを見据えてベストメンバーで戦う1試合よりも週2試合の連戦を戦い抜くための”全員で戦うシーズン”に向けて準備を行ってきた。リーグ戦の再開からの2試合を伊藤彰監督は「全員が試合に出るくらいにしたい」と第4節から始まる連戦を見据えた再開試合と捉えている。

チームには金園英学、ハーフナー・マイク、ラファエルという高さや強さがあるFWがいて、連戦になれば彼らが交互に出場することが予想されるが、難しい試合で局面打開を個でやり切れるのはバホス。全体練習再開後、トレーニングマッチを2試合しかできなかった甲府は完成度や試合勘はまだまだ足りてない再開試合になるが、こういう試合でバホスが活躍できるとチームにもたらせるものは大きく、勝点では計れないものも手に入る。

昨季は思ったようにいかないと不満を隠さなかったバホスだが、今季はチームのために献身的に守備もするし、練習では素晴らしいゴールを決めることも増えた。彼自身、試合勘を含めて完璧な状態ではないが、コンディションが上がっているのは確実で、本番で彼が持つ武器であるスピードや局面打開のドリブルとパンチのあるシュートを見せてくれそうな雰囲気は充分にある。やってみないと分からない再開試合ではあるが、バホスで勝った試合になる可能性は充分にある。


文:松尾潤(甲府担当)


明治安田生命J2リーグ 第2節
6月27日(土)18:00KO 中銀スタ
ヴァンフォーレ甲府 vs アルビレックス新潟
山梨中銀スタジアム(ヴァンフォーレ甲府)
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