【千葉 vs 大宮】J1に上がることだけを考えてハードワークする米倉恒貴

2020年6月26日(金)


1-0で勝った今季の開幕戦で勝利の立役者となったのが、試合開始早々の1分にゴールを奪った米倉恒貴だ。もともとは攻撃的MFだが、千葉に在籍していた2013年に右サイドバックにコンバートされた。2014年にG大阪へ移籍し、その後の活躍が認められて2015年には左サイドバックで日本代表デビュー。だが、昨季の7月に「絶対に本当に誰よりもこのチームへの想いはたぶん強いと思う」と語る千葉へ期限付き移籍という形で戻ると、今季は千葉に完全移籍となった。

今季の開幕戦では、尹晶煥監督に上下動の豊富な運動量とスピードを評価され、右サイドハーフでスタメン出場。試合後には「体がサイドハーフになりきれていないから(苦笑)、気づいたらサイドバックの位置まで戻っちゃっていたりする」と振り返ったものの、「クロスボールに入って行くのは、基本的には個人的に得意分野なので、常に狙っている」と堀米勇輝のクロスボールに頭で合わせ、値千金の決勝ゴールをゲットした。尹晶煥監督は今季の千葉が目指すサッカーで「一番きついのはサイドハーフ」と話しているそうで、そのポジションでの起用は攻守両面で能力が高く、タフな米倉に期待しているからだろう。

幸先のいいスタートを切ったものの、新型コロナウイルスの影響でJリーグは公式戦を中断・延期した。その状況下でのトレーニング中の取材対応で、米倉は千葉とJ1昇格に対する想いを次のように話している。

「ジェフは昔から思い入れのあるクラブだし、ここに帰ってきたというのはすごく覚悟を持って来ているわけで、今年こそは結果を出さないといけないと思っています。ただ、今季はJ1に昇格するのが2チームだけというところで、逆に言えばシンプルでわかりやすくていいのかなと思いますけどね。でも、今年は個人的には(J1に)上がらないといろいろ人生計画も狂ってくるので(苦笑)。やっぱり自分の目標や計画があるわけで、今年はもう本当に(J1に)上がることだけを考えてやっています」

5月30日に全体トレーニングを再開した千葉だが、クラブのオフィシャル媒体以外にはトレーニングが完全非公開となっている。そのため、いよいよ再開となる明治安田生命J2リーグ戦で、米倉がどのポジションでプレーするのかは不明だ。また、米倉はリモートマッチであることに対しては「いつもサポーターの声援に後押ししてもらっているので」と話し、やりにくくなりそうだと予想していた。それでも、J1昇格へとつながる勝利を積み重ねていくために、ピッチでやるべきことは変わらない。

「(J1に)昇格できなかった時の悔し涙とか、(J2に)降格した時の涙とか、いろんなものを覚えている。ここでJ1に昇格して、そういったものが実になったものになればいいなと思います」
攻守でハードワークができる米倉が千葉のキーマンの1人であることは間違いない。


文:赤沼圭子(千葉担当)


明治安田生命J2リーグ 第2節
6月27日(土)19:00KO フクアリ
ジェフユナイテッド千葉 vs 大宮アルディージャ
フクダ電子アリーナ(ジェフユナイテッド千葉)
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