【愛媛 vs 徳島】ウイング転向の藤本佳希「ウイングでも点取れるイメージある」

2020年6月26日(金)


選手たちはもちろん、ファン、サポーターにとっても待ちに待った4カ月ぶりのリーグ戦再開。しかも、その初戦が宿敵・徳島との四国ダービーとあらば待ち望む気持ちもさらに跳ね上がることだろう。

 「愛媛の人間として徳島戦のことを考えるだけでアドレナリンが湧く」

 誰よりもこの時を心待ちにしていたのは、今季よりエースナンバー“10”を背負う藤本佳希だ。

 「こうやって試合のことを取材されるといよいよ(試合)だなと感じる」

 イレギュラーな日々から徐々に日常に戻っていく最中だが、このインターバルで藤本はある変化を求められていた。藤本の本職はセンターFWだが、チームはこの中断期間にシステムを[4-3-3]へと変更。新たに与えられたポジションはウイングであった。

川井健太監督の「藤本は外からのクロスに入っていけるし、ドリブルでの推進力もある」との適性を見込んでの抜擢だが、本人は「何せウイングは素人。まだ常にサイドにいるっていう景色に慣れていない」というのが本音のようだ。

 ただ、このポジション変更を藤本は前向きに捉えている。

 「プレーの幅が広がるに越したことはないし、今季は過密日程で総力戦になる。いろんなポジションができたほうがピッチに立つ回数も増える」

 まだ“修行”の身ながら、ウイング適性の片鱗は見せている。リーグ戦再開直前週に行われた今治とのトレーニングマッチでは再三に渡って相手守備の背後を狙い好機を演出。エリア内の混戦からゴールも奪うなど存在感を示した。

 「裏を取る場面は多くなるし、逆サイドからのクロスにも角度のある位置からシュートが打てる。ウイングでも点を取れるイメージはある。そういうところに僕はパワーをかけたい」

 ポジションは変わっても貪欲にゴールを狙うマインドはそのままだ。

 第1節・松本戦をケガで欠場した藤本にとって今節の四国ダービーは自身今季開幕戦。試合を待ちきれないほどの前のめりのパワーは新たなポジションで炸裂するか。


文:松本隆志(愛媛担当)


明治安田生命J2リーグ 第2節
6月27日(土)18:00KO ニンスタ
愛媛FC vs 徳島ヴォルティス
ニンジニアスタジアム(愛媛FC)
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