【群馬 vs 新潟】FW大前元紀 J通算97ゴールのマルチストライカーが群馬デビュー

2020年2月22日(土)


大前元紀の群馬加入は、今季のJリーグシーンのサプライズの一つだ。

清水、大宮でJ通算97ゴールを挙げ、ドイツ・ブンデスリーガでもプレーしたマルチストライカーが、今季J3からに復帰した群馬へ加わった。

2018年の大宮時代は得点王。昨季で大宮を離れることになったが、多くの選択肢がある中で、J2昇格チームを選んだ。

群馬は、2016年のJ2で当時大前がプレーしていた清水と対戦し、当時J2記録の0対8の大差で敗れた。大前にも2ゴールを許している。

群馬の印象を聞かれた大前は「(群馬は)2016年に大勝した印象が強い(笑)。そのチームに自分が加わるのは不思議です」と加入会見日に話した。

その実績は、群馬史上最強ストライカー。プレーは別格だが、若手選手たちに積極的にアドバイスを送るなど、チームに完全にとけ込んでいる。

「僕自身Jリーグで3チームの移籍なので新鮮です。クラブ規模は小さいかもしれないが、練習場もクラブハウスもあるし環境は悪くないです。ハングリーな若手たちも多いし、それは自分にとっての刺激となっている」

大前を副将の一人に指名した奥野僚右監督は「ゴールを奪うだけではなく、状況に応じたコーチングができる選手。私自身、彼が群馬でどんなプレーをみせてくれるか楽しみにしている」と期待を寄せる。

「J3からJ2に上がってきたチームで、ベテランも若手も壁がまったくなく、良い雰囲気で練習に取り組めている。簡単なリーグではないが不安はまったくない。新しいスタートを切るチームを上げていきたいという気持ちが強い」

群馬の始動から約1カ月半、コンディションはベストに近づいている。トレーニング、テストマッチでは、ゴール前の得点感覚、ポストプレーの正確性、プレースキックの精度など一流プレーヤーの片鱗をみせている。

群馬はこの開幕戦で、ホームに新潟を迎え撃つ。下馬評は新潟優位だが、彼の確固たる実績と自信がチームに安心感を与える。そして、新潟の大柄なディフェンダーの間をすり抜けて、ゴールへ突進する大前のプレーがイメージできる。

開幕戦は、さらなるサプライズが待っている。背番号50のエースが「番狂わせ」の旗手となる。

文・写真:伊藤寿学(群馬担当)


明治安田生命リーグ 第1節
2月23日(日)14:00KO 正田スタ
ザスパクサツ群馬 vs アルビレックス新潟
正田醤油スタジアム群馬(ザスパクサツ群馬)
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