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【水戸 vs 大宮】キャプテンとして迎える開幕戦。中山仁斗の新たな挑戦がはじまる

2020年2月22日(土)


中山仁斗にとって、青天の霹靂だったという。沖縄キャンプから戻ってきて最初のトレーニング後、秋葉忠宏監督から「キャプテンをやらないか」と打診されたのだ。

中山を選んだ理由について、秋葉監督はこう説明する。
「みんなから信頼されていますし、彼が1本シュートを打つだけでも味方がざわつく。周りの選手から『上手い!』『シュートすごい!』と認められている部分があります。何よりもプレーをしている中で、彼を見る回数が多い。彼にボールが集まることが自然とものすごく多いということは、仲間から認められているということ。1ヵ月見てきて、彼の練習に対する姿勢が常に100%。口数は少なく、ものを発するタイプではないのですが、ウォーミングアップから常に100%集中している。本当にプロの鑑。若い選手も含めて、ああいう風になって貰いたいし、人としても素晴らしい人材。むしろキャプテンをやったことないのが不思議なぐらい」

今季水戸に加入した中山。まだチームに溶け込むことで精いっぱいの時期だった。さらにサッカー人生の中で一度もキャプテンを務めたことはなく、自分が任命されるなんて想像すらしていなかった。それゆえ、その場で返事をすることができなかった。

「まさか『キャプテンやってくれ』なんて言われるなんて、1ミリも思っていなかった。家族とか友達とか色んな人に『どう思う?』と相談したんです。大体の人は『いい経験になるし、やった後は絶対にプラスになる。だから全然ありちゃう?』みたいなことは言ってくれた。否定的なことは言われなかったですね。だから、背中を押してもらった形になりますね」
信頼を置く人たちの声を受け入れ、2日後に秋葉監督にキャプテンを引き受ける旨を伝えた。

「僕が思っていたキャプテン像は、常にチームを鼓舞して、チーム全体を気にかけて、気が使えて、気持ちが入っている選手。それが理想というか、キャプテンって大体そうじゃないですか。でも僕はそういうタイプではない。その役割ができるかと言われたら分からないですが、違う形で新しいキャプテン像というか、色を出していければいいなと思います」
誰かのスタイルに合わせるのではなく、自分のスタイルのキャプテン像を見出す。

その初戦となる開幕戦に向け、「キャプテンらしいことをしようと思ったら空回りすると思うので、いつも通りのことをしようとは思っています」と語り、「水戸の伝統である、走って戦う部分や気持ちを前面に出す部分。そこはやって当たり前というか、絶対にやらないと勝てない。それにプラスして、選手の特長を出していけば、勝点3に近づくと思っています。それはみんなも分かっていると思う」と力を込める。

新しい自分を作り出し、プレーヤーとしても進化していく。すべてはチームの勝利のために。中山にとって新たな、そして、大きな挑戦がはじまる。

文:佐藤拓也(水戸担当)


明治安田生命J2リーグ 第1節
2月23日(日)14:00KO Ksスタ
水戸ホーリーホック vs 大宮アルディージャ
ケーズデンキスタジアム水戸(水戸ホーリーホック)
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