【徳島 vs 山口】「4ステップ」(リカルドロドリゲス監督)。

2019年11月23日(土)


「4ステップ」が意味するのは、ここから先の4連勝。今節・山口戦、J1参入プレーオフの2試合、そして決定戦。そのすべてを駆け上がってJ1昇格を勝ち取る。その4戦を「トーナメント」と表現したが、まずはこの最終節に全力を注ぐ。

ロドリゲス監督就任から3シーズン目。徳島は大きく変化した。それは、徳島ヴォルティスに関わる全員の力があってこそだが、ロドリゲス監督の手腕も大きく寄与していることは説明不要だろう。

この3シーズンを振り返ると、コンセプトは一貫しているが戦い方は常に変化してきた。17年は『新生・徳島ヴォルティス』として、クラブスタイルやアイデンティティを確立するためにパワーを持って前線から押した。18年は戦術的な要素を増やし、敵陣に押し込んで戦う術を加えた。今季は相手を引きこむスパイスを追加して、相手を動かしながら生み出したスペースを使ってよりスマートな試合運びをしている。

そして、変化や成長を遂げたのは選手だけとは限らない。取材を重ねて観えてきたのは、監督自身の進化でもあった。

「戦術の視野が広がった。トレーニング方法もよりディティールにこだわってできるようになった。そして、今季に関しては色いろ変化させるというよりは、安定性を持たせる方法を選んだ。それは1年目などにはなかった方法だと思う」。

勝敗に対するアプローチも変化した印象を受ける。「選手たちに(勝敗の)プレッシャーを与えることも減ったかもしれない。それよりも常に自分たちのパフォーマンス向上を優先する話の機会が増えたと思う。また、(けがや移籍などで)誰かが抜けてしまうと難しい展開になるのではなく、チーム全員で積み重ねていくことをより大切にした。自分たちが何をやっていきたいのかというアイデンティティも含め、全員で理解を深めてこられたと思う」。その結果が、いまの快進撃。

「Vamos a luchar juntos(一丸となって戦おう)」

17年にロドリゲス監督に出会い、初めて知ったスペインの言葉。あらためて感じる。いい言葉だ。

文:柏原敏(徳島担当)


明治安田生命J2リーグ 第42節
11月24日(日)14:00KO 鳴門大塚
徳島ヴォルティス vs レノファ山口FC
鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(徳島ヴォルティス)
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