【鹿児島 vs 水戸】葛藤と成長 -J2元年のチームを牽引した“キャプテン” 中原秀人

2019年11月15日(金)


鹿児島の歴史が大きく動いた2019年―J2元年。鹿児島ユナイテッドFCは今週末いよいよホーム最終戦を迎える。この大きな節目の年、常に先頭に立ち、チームを牽引してきたのがキャプテン中原秀人だ。
 
鹿児島にとって大きな飛躍の年であり、しかしながら新しいステージへの挑戦で苦しいシーンも多かった一年。キャプテンを務めるということは私達が想像する以上に重圧があったに違いない。
“キャプテンとしてみんなに認めてもらうには、試合に出ていいプレーをすることが一番”
中原はそう決意を固め、シーズンに入った。「プレーで引っ張りたいんです」キャプテン就任からその想いは変わらない。しかし苦しい時期もあった。「試合に出られていない時期に、キャプテンである以上、自分のことばかり考えているわけにはいかなかった」と中原は振り返る。
葛藤もあっただろう。しかしそれ以上にキャプテンとして“チームの勝利”を一番に考えることを大切にしてきた中原の率直な想いだった。
「苦しい時期に考えてきたことが、今形になっていると思います」難しい日々を乗り越え、今中原はメンタル的にも技術的にも自分自身の成長を感じていた。

「今までで一番大事な試合になると思います」今節水戸戦について中原はこう話す。
プレッシャーのかかる試合を何度もこの一年戦ってきた。「プレッシャーはありますよ。でも、それをどれだけ上手く消化して、プレーで表現できるかだと思います」引き締まった表情に確固たる勝利への想いが滲んでいた。

この季節になると昨シーズン鹿児島がJ2昇格を決めた2018年ホーム最終戦を思い出す。
中原秀人の決勝ゴールでJ2昇格を決めたあのスタジアムの歓喜を。そして選手やサポーターの笑顔を。
「残り2試合、決定的な仕事でチームに貢献したいです」中原はこう話す。
“J2残留”―その目標を叶える日。今年のホーム最終戦も忘れられない一日になるだろう。

文:有賀真姫(鹿児島担当)


明治安田生命J2リーグ 第41節
11月16日(土)15:00KO 白波スタ
鹿児島ユナイテッドFC vs 水戸ホーリーホック
白波スタジアム(鹿児島ユナイテッドFC)
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