【岡山 vs 横浜FC】上田康太「大事な時に力をくれたサポーターに応えたい」

2019年11月15日(金)


2戦連続ドローに終わった前節・金沢戦。試合後のDAZNが捉える上田康太は、まだ呼吸に肩を上下させながら、表現しがたい苦しげな顔をしていた。ゲーム終盤、上田にはFKやクロスからのシュートなど、ゲームを決めるチャンスもあった。「この試合で今年が決まる、という気持だったので、正直、悔しかったです。でもすぐ冷静になって、次の試合に勝てば、別の景色が見えると切り替えました。取り返したいと思います」。

ホーム最終戦に横浜FCを迎える。「相手は自信を持って来る。僕らはそれ以上のパワーを出さなきゃいけない。死闘にするというか、気持のこもったプレーで相手を上回りたい」と言う。チケットは完売に近く、状況としては、上田が左大腿部肉離れの怪我から、12試合ぶりに戻った7月の鹿児島戦に近い雰囲気になりそうだ。この日は1万5731人が入場し、0−1とリードされた状況で74分、投入された上田康太に万雷の拍手が送られた。それに応えるように直接FKを決めて試合を降り出しに戻し、その3分後、中野誠也が自ら得たPKを決めて勝利した。

「僕はとくに、大事な時にサポーターの方から力をすごくもらっていて、こういう時にこそ、結果で応えられる選手になりたいと思ってここまで来た。沢山の岡山県民の方がホーム最後の試合を期待して見に来てくれると思う。Cスタの雰囲気の中でやれることは、本当に選手としてありがたいことで、今回もすごく楽しみです」と語る。

磐田で一緒だった中村俊輔もいるこの試合では、いつも以上にFKにも注目が集まる。「俊さんは練習から外すことが珍しいくらいの成功率で、僕もあの頃は、一緒に練習させてもらっている以上、しっかりやらなきゃという気持で、一本一本に集中して蹴ることが出来て、上達したと思っています。それを岡山のサポーターの方も期待してくれていると思う。だから俊さんのチャンスは絶対に潰して、自分にチャンスがあれば絶対、決めたいですね」。

岡山で試合に出続け、多くの機会に恵まれている。だからこそ、大事な場面が来た時に決めきる力を発揮したいと言う。シーズン最後の2試合は、「これまでやってきたことを高いレベルで出せるか、結果に繋げられるか、個人としても、チームとしても、自分たちの力が試されていると思います。自分たちで勝ち取れるか。ひとつになって戦わなければいけないし、僕らなら出来ると信じて試合に臨みたい」。

昨シーズンからゴールに絡むプレーを意識してきた。今年は少しずつ前に絡む場面を増やし、手応えを得ている。「勝つしかない状況で、このチームで上に上がりたい。J1昇格を狙うチャンスは簡単には来ないと思う。しっかりと選手、スタッフ、サポーターの方も最後まで戦うことが大事なので、全部出しきってシーズンを終えたい」。

スタジアムの多くの人が、その力を信じて臨む一戦だ。

文:尾原千明(岡山担当)


明治安田生命J2リーグ 第41節
11月16日(土)14:00KO Cスタ
ファジアーノ岡山 vs 横浜FC
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