【徳島 vs 横浜FC】岩尾憲、その背中に導かれた。

2019年11月9日(土)


前節・岐阜戦(7○0)に勝利し、12戦無敗に。徳島が初めてJ1昇格を果たした13年の記録に並んだ。「本当にみんなが全力でやってきたからだと思う。途中出場する選手も活躍し、チームの力になっている。今日ここに来ていない徳島で練習しているメンバーも含めて、普段やっていることがここで出ている。ここに来ていない選手の力も本当に大きい。そういったことに出場している選手が向き合って、責任を持ってできている。それが12試合つながっているんじゃないかと思う」。そう、岩尾は話した。

岡山、大宮、水戸の上位直接対決3連戦も3連勝で制した。自動昇格も可能性のある位置につけている。だが、おそらく残り3戦全勝が最低条件。それでいてライバルチームの結果次第という運も必要。気を緩められる状況は1ミリもない。

初のJ1昇格から1年でのJ2降格。クラブは変革に挑戦した。強化部は未来を見据えた。チームは徳島スタイルの確立に奔走した。ファン・サポーターはともに戦い、スポンサーは支援を続けた。徳島がいまの位置にいる理由はそれらすべてだ。何か1つでも欠けていれば、ここにはいない。

そして、その『1+1=2』の解を『3』にも『4』にも増幅させたのが岩尾憲だった。と、記者は思う。本人は否定するかもしれない。だが、その背中に導かれた事実は揺るぎない。個の集まりを、組織に変えた。

その岩尾を、いま奮い立たせるもの。それは「チームメイトを裏切れないという気持ち」。

プレッシャーがかかる状況も「不安という要素は極めてゼロに近い。いまはゼロ。不安より、チームメイトを裏切りたくないという気持ち。ここまで積み上げてきた中で試合に出られない選手もいる。出られない中でも練習試合や練習で一生懸命やっているという選手たちの思いにも応えたいという気持ち。それが不安よりも、はるかに強い」と仲間に支えられ、仲間のために戦う。

文:柏原敏(徳島担当)


明治安田生命J2リーグ 第40節
11月10日(日)14:00KO 鳴門大塚
徳島ヴォルティス vs 横浜FC
鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(徳島ヴォルティス)
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