【徳島 vs 岡山】ヨルディ バイスに救われた

2019年10月12日(土)


第1節・鹿児島戦(3●4)では勝利には至らなかったものの見事なミドルシュートから反撃の狼煙を挙げた。また、この得点が徳島ヴォルティスの2019年オープニングゴール。そして、第8節・水戸戦(1△1)では先制点を許しながらも90+4分にゴール前に進入して勝点1に貢献、第12節・栃木戦(3○2)では開幕戦を彷彿させるゴラッソで勝ち越し弾、第23節・町田戦(3○0)では前半終了間際に試合を決定付ける追加点、第29節・琉球戦(6○1)では劣勢を跳ね返すFK弾、第34節・金沢戦(2○0)では相手を突き放すPK弾。

そうやって6得点を挙げ、DFながらチーム最多タイの得点を叩き出している。その内訳はフィジカルを生かしたヘディングゴールと思いきや、5得点が繊細なプレーで右足から生まれたもの。かつ、3得点が流れの中から攻撃参加して生まれた得点というのも驚き。もちろん攻撃だけではない。「闘将」という言葉が似合うように、守備でも相手に自由を与えることはない。そして、相手だけではなく、チームメイトにも厳しさと優しさを兼ね備えた檄を送り続ける。

そんなヨルディ(写真)にも絶対の信頼を寄せるチームメイトがいる。それは「チームのエンジン(心臓)。個人的にも尊敬している。彼がサポートを求めるときはしっかりと支えてあげたい。それはピッチ内のことだけではなく、ピッチ外の場面でも」と評するキャプテンの岩尾憲。

金沢戦でPKを獲得した際、2人のやり取りは興味深いものがあった。通常であれば、キッカーのプライオリティーは岩尾にある。ただ、あの場面ではヨルディがボールを握りしめていると、岩尾から「お前も蹴りたいんだろ?自信があって蹴りたいのなら蹴っていい ※ヨルディ談」と言われ、その責任を任されたそうだ。積極的に攻撃参加するヨルディだが、そこには信頼できる岩尾がいるからと言っても大袈裟な表現ではない。ヨルディが攻撃参加してスタジアムを沸かせている瞬間、目線を後ろに下げると空いたスペースは概ね岩尾がカバーに入っている。その阿吽の呼吸は、観ていて心地良い。

今節・岡山戦は昇格のために勝利必須だが、ヨルディのテンションは週初めから高かった。オフを利用して観戦した『ラグビーW杯|南ア×カナダ』も影響している様子。「プレーの激しさに驚かされ、自分のモチベーションも上がって早くプレーしたいと思った」と試合が待ち切れないようだった。

そして、今週はヨルディジョークも好調! キックフォームはラグビーっぽさもあるが「セカンドキャリアではラグビーをすることも考えなければね(笑)」、岡山戦では後ろ向きの守備を強いられるロングボール対策も1つの鍵となるが「自転車かバイクをベンチに置いておくことが大事かな(笑)」。

頼れる闘将、岡山戦を勝利に導いてくれ!

文:柏原敏(徳島担当)


明治安田生命J2リーグ 第36節
10月13日(日)14:00KO 鳴門大塚
徳島ヴォルティス vs ファジアーノ岡山
鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(徳島ヴォルティス)
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