【長崎 vs 京都】カイオ セザールが描く2位以内への道筋

2019年9月20日(金)


V・ファーレン長崎のボランチに立つカイオ セザール(写真)は、身長193センチの身長以上に存在感を出している。ボールを奪い、組み立て、チームを前に向かせる。ときに激しく当たり、ときに華麗にボールを操る。ブラジルの陽気さに加えて、日本で学んだ勤勉な姿勢でチームを鼓舞する姿は、合流日からなんら変わらない。

2019年シーズンの第2登録期間(7月19日~8月16日)に、長崎は6月19日に川崎フロンターレからの期限付き移籍加入を発表。翌日にはチームに合流。試合出場可能な7月20日の明治安田生命J2リーグ第23節ヴァンフォーレ甲府戦前に、1カ月の“馴染み期間”を持たせたことは、カイオにもチームにもいい結果をもたらした。

甲府戦から前節の徳島ヴォルティス戦まで10試合連続先発。連勝も連敗も感じながら、長崎の目標に向かって躍動している。

「長崎が、もともとやろうとしていたことがやっと形になってきています。しっかりとボールを持ってゲームコントロールする。それが出せずに4連敗となりました。僕が初めて長崎の選手として出場した試合で、2試合続けて勝つことができましたが、そのときはポゼッションがない中での泥臭い勝利だった。ボールコントロールを持たないチームは、泥臭く勝ったとしても負ける可能性の方が高い。でも、チーム全体として、ピッチ上での姿勢について多くのことを変えることができた。ボールを握りながら自分たちのやりたいサッカーをできるようになったことが大きな変化だと思います」

24歳と若い選手だが、サッカー感度とチーム勝利の熱量、そして手倉森誠監督がやりたいサッカーを理解する知能を持ち合わせている。

「玉田(圭司)さんが、中盤に下りて組み立てに入ることで、数の上でも構造の上でも大きいです。中盤に一人増えることで、組み立てのところでオプションも増えるし、三角形も作れるようになる。カクさん(角田誠)やタマさんが入ることによって、出せるものをきちんと出せる環境になったと思います」

そして、残り10試合の道筋を思い描いている。

「6位以内ではなく、可能性がある限りは2位以内を目指さないといけない。1試合1試合を決勝戦のつもりで、毎試合100パーセントで戦わないといけない」

チームは11位だ。しかし、チームが目指していること、そして軸にブレはない。夏から加入したカイオは、その軸を太く高く育んでいる一人だ。

文:J's GOAL編集部


明治安田生命J2リーグ 第33節
9月21日(土)18:00KO トラスタ
V・ファーレン長崎 vs 京都サンガF.C.
トランスコスモススタジアム長崎(V・ファーレン長崎)
みんなの総合評価 (4.3)
臨場感 (3.8)
アクセス (3.0)
イベント充実 (4.0)
グルメ (4.2)
アウェイお楽しみ (4.1)

観戦アドバイス大募集!スタナビ「スタジアムグルメ」投稿キャンペーン!

移籍情報