【G大23 vs YS横浜】Jリーグ最年少ハットトリック記録を塗り替えた唐山翔自。U-17日本代表でも活躍する若き才能から目が離せない。

2019年9月14日(土)


U-17日本代表としてのエクアドル遠征に向かう前日。J3リーグ21節の福島ユナイテッドFC戦で、Jリーグの最年少ハットトリック記録を塗り替える、16歳345日で『ハットトリック』を達成した。試合後は、仲間のサインが入った記念ボールを大事に抱きかかえながら、興奮冷めやらぬ表情で喜びを言葉に変えた。
「まさか自分がハットトリックの記録を塗り替えられると思っていなかったので、夢のようで…よく分からない感じです(笑)。1点目のアシストをくれた大串(昇平)くんとは幼稚園から一緒にサッカーをしていて、いつも大串くんのクロスから決めるのがずっと定番の形だったので、それをJ3の舞台でできたのはすごく嬉しいです。2点目も大串くんからで…本人は狙っていなかったと言っていましたけど、ほんまにいいパスがきたので決めるだけでした。少し最初のドリブルでミスをしたので、このままシュートまでいくのは難しいなと思い、時間を作ってDFがくるのを待って狙い通りに決めることができました。3点目は…たまたま、こぼれてきました(笑)。あの位置にいたのも考えて動いたわけではなく…でも、あそこにいれたのは自分の長所なのかなって思います。2点を取った後、『これ、あるかもな』って思っていたし、森下さん(森下仁志U-23監督)からも…どの点を取ったあとも「もう1点」「もう1点」とずっと言われていました。点を取るほどチームを楽にできるからこそ、点を取ることが僕の仕事だと思っていたので、それができて良かった。ハットトリックを決めたらどんな気持ちになるんかなって思っていたら取れたので、夢のような気分です」

二種登録選手としてトップチームに登録されたのが今年の7月。その後、初出場を飾ったJ3リーグ18節で途中出場ながらJリーグ初ゴールを刻むと、初先発となった19節のヴァンラーレ八戸戦でも2ゴール。その一戦を機にこの日が3試合目の『先発』出場だった。そうしてJ3リーグでの試合経験を重ねたこともこの日の偉業につながったと振り返る。
「ユースよりも、相手のセンターバックは年齢も上だし、フィジカルコンタクトでも強さを感じていましたが、一瞬のスピードは高校生の方があるかもしれないって思っていたので、そういうところで勝負したら競り勝てるかなと思っていました。今日の1点目もそういう形で取れたし、自分の中では一番、持っている武器を出せた狙い通りの得点でした」

冒頭に書いたエクアドル遠征では、U-17エクアドル代表との国際親善試合、2試合に先発出場し、さらなる経験を積み上げて帰国した唐山。9月21日の17歳の誕生日を目前に、再びJ3リーグでも存在感を示せるか。今後の成長から目が離せない。

文:高村美砂(G大23担当)


明治安田生命J3リーグ 第23節
9月15日(日)18:00KO パナスタ
ガンバ大阪U−23 vs Y.S.C.C.横浜
パナソニック スタジアム 吹田(ガンバ大阪U−23)
みんなの総合評価 (4.4)
臨場感 (4.7)
アクセス (3.2)
イベント充実 (4.3)
グルメ (4.3)
アウェイお楽しみ (4.0)

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