【F東23 vs 群馬】高く飛ぶために――。コツコツと努力を続ける品田愛斗

2019年9月13日(金)


いま膝を曲げて高く飛ぼうとする選手がいる――。

FC東京の品田愛斗はJ3でもがき戦い続けている。その日々を、こう口にする。

「自分を見失うことはないし、動揺することもない。(プロ入り後に)一回躓いて考える時間があった。こういう時間は自分にとっては3度目。そういう時に、どうすればいいのか。それはわかっている」

ずっと「自分を必要としてくれた」という青赤を着てきた。FC東京U-15深川や、U-18時代も、それぞれ同じような経験をしてきた。「(中学時代は)体の線が細かった。ユースの時は大きなけがもあった」と言う。そういう壁に阻まれながらも、中高の最終学年にはチームの中心となり、いずれも日本一(高円宮杯全日本ユース(U-15))を手にした。

だからこそ、今の日々が「自分に合っている」と言い、「やることは変わらない」と続ける。プロ2年目の今季はJ3が主戦場で、トップチームでの出場は限られた時間しかない。だが、品田は真剣に積み上げた日々の先に、喜びが待っていることを知っている。

14日の明治安田生命J3リーグで首位に立つザスパクサツ群馬戦にも先発出場が濃厚となっている。2種登録のU-18所属の選手たちも数多く出場した前節のギラヴァンツ北九州戦に続き、若い布陣で挑むことになるだろう。品田は「ユースの選手たちも、僕たちに必要な戦力」と言い、チーム一丸で臨む。

ジュニア年代から注目を浴びてきた。そのセンスと才能をコツコツと努力を積み重ねることで磨いてきた。努力する天才は、高く飛ぶための準備は万端だ。

これまでもそうだった。中学時代も、高校時代も、最終学年の3年で飛躍の時を迎えた。来季が、その3年目。

「(来季高く飛ぶためには)今の自分に手応えがないといけないけど、その手応えは感じ始めている」

自信を確信へと変える。それができるのは、いまは目の前に与えられたJ3の試合しかない。それを品田愛斗は知っている。

文:馬場康平(F東23担当)


明治安田生命J3リーグ 第23節
9月14日(土)17:00KO 味フィ西
FC東京U−23 vs ザスパクサツ群馬
味の素フィールド西が丘(FC東京U−23)
みんなの総合評価 (4.1)
臨場感 (4.9)
アクセス (4.1)
イベント充実 (2.3)
グルメ (2.0)
アウェイお楽しみ (2.6)

観戦アドバイス大募集!スタナビ「スタジアムグルメ」投稿キャンペーン!

移籍情報