【東京V vs 山口】“ヴェルディらしさ”満載。永井監督の秘蔵っ子・森田晃樹。

2019年9月7日(土)


永井秀樹監督体制になり8試合を消化した中、前節、同体制2敗目を喫した。自分たちが目指している、終始ボールを支配し、主導権を握るサッカーを、逆に、対戦相手となった長崎にやられ、敗れた。その一番の原因として、指揮官は「ラインが深かった」ことを挙げる。トレーニングが非公開のため、詳細は不明だが、今週は主にそのあたりをテーマに掲げ、改善をはかっていると見られる。ただ、ラインに関しては、「就任時から一番気になっている部分ではあるが、1つ間違えると、非常に難しくなる」と、繊細な部分としているだけに、どのような改善が見られるか、注目したい。

森田晃樹(写真)も、守備面での課題を口にしている一人だ。「前節は、ボールの取りどころがあまりなくて、すごく“待ち”の守備だった。やはり、自分たちからボールを取りに行かないと、自分たちのサッカーができる時間が減ってしまう。良い守備ができなければ、良い攻撃ができない。しっかりと全員で連動して、守備から自分たちで主導権を持って、ボールを取りに行きたい」。

ユース時代の監督でもある永井監督が就任し、その戦術を最初から熟知しているアドバンテージからも、初陣から1試合を除く7試合で起用、ここ3試合は連続で先発フル出場を果たしている。高卒1年目のルーキーながら、試合を重ねるごとに存在感も増しており、前々節vs水戸戦では、最初の目標であった「J初ゴール」も記録。持ち前のテクニック、想像力、運動量は、早くも欠かせぬ戦力となっている。

とはいえ、永井監督は、そのポテンシャルの高さを熟知しているだけに「まだまだここから」だと、要求と期待は限りなく高い。もちろん、森田本人も現時点での満足度は皆無。「ここまで1試合も納得がいったことがない。水戸戦も、良かったけれど、それが90分間ハイパフォーマンスを続けられていたかと言ったら、続けられていない。良いプレーを90分間し続けなければいけないと思っているので、その意味では、まだまだ自分には継続性が足りない。それと、攻撃選手として、得点やアシストはものすごく大事だと思っている。そこでももっと結果を出し続けていきたい」。

勝ち気な性格も、まさに“ヴェルディっ子”。「ヴェルディらしい選手」の代表格となりうる新鋭の活躍に乞うご期待。

文:上岡真里江(東京V担当)


明治安田生命J2リーグ 第31節
9月8日(日)16:00KO 味フィ西
東京ヴェルディ vs レノファ山口FC
味の素フィールド西が丘(東京ヴェルディ)
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