【岡山 vs 京都】ポジティブなバイブス・増谷幸祐。

2019年9月7日(土)


8月15日、琉球から岡山に期限付き移籍で加入。その2日後の新潟戦に右SBとしてスタメンで出場し、前節・山口戦では、仲間隼斗の先制点をアシストした。プロ4年目、ずっとCBが持ち場だった増谷幸祐(写真)にとって、初めてのアシストだった。

前半8分。右サイドを上がったイ ヨンジェが、ゴール前に構えた山本大貴にボールをつなぐ。山本は相手DFを避けて関戸健二にパス。関戸もDFをかわして、上田康太に落とす。上田は右手にいた増谷幸祐にやわらかいパスを送り、増谷も丁寧な、優しいクロスを仲間に送った。一連の流れは、関わった全員がほぼペナルティエリア内でプレー。

オーバーヘッドでシュートを放ち、ゴール捉えた仲間隼斗もさることながら、増谷のやわらかく、丁寧なボールにも唸った。「あそこまではイメージしてなかったですけど、誰も無駄な時間を使わなかった」と言う。「中にサポートしたら、他の人も反応してくれて。周囲も自分の特性を理解してくれていたのかなと思う」とも。

つなぐパスの柔らかさは、「ミニゲーム感覚でリラックスして蹴れたからです。左の後ろから来たボールだったので、最初はどうしようと思ったんですけど、優しいボールだったからこそ、俺も出せた。気を遣ってくれたパスだったと思います」。

今回、移籍を決めたのは、選手としても、人としても、変わりたい、成長したいという思いからだった。「岡山はゲームを見てわかるように、90分間全員で守って、全員で攻める、っていう一体感があるチーム。皆、優しくて真面目で、トレーニング開始の2時間半前に来ている人もいる。サッカーに対する意識が違うな、と感じただけでも、こっちに来て、良かったと思います」。

囲み取材では、増谷幸祐が1〜2センテンス話すごとに笑いが起きる。別に笑いを狙っているわけでもなさそうなのに。そして質問する側が放つ、小さなワードも拾ってリアクションする。この気持ちの良さはいったい何だろう。彼が持って生まれたバイタリティがポジティブなバイブスとなって、その場にいる人をハッピーにするのだろうか。いや、まだよくわからない。

ずっとCBとしてプレーしていた増谷が、現在、岡山で任されているのはサイド。「チームのやり方とすり合わせ、自分の良さも出していきたいです。岡山は前に速いのでSBが点を取るのは難しいけど、点を取れたら、『おお?』ってなる。でも失点したら本末転倒なんで、まず後ろ重視で」と語る。

文:尾原千明(岡山担当)


明治安田生命J2リーグ 第31節
9月8日(日)19:00KO Cスタ
ファジアーノ岡山 vs 京都サンガF.C.
シティライトスタジアム(ファジアーノ岡山)
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