【鹿児島 vs 愛媛】指揮官も待ちわびた“鹿児島”初ゴール 枝本雄一郎

2019年8月16日(金)


2-0とリードしながらも85分から東京ヴェルディの猛攻を受け3-3の引き分けと怒涛の試合展開となった前節の東京ヴェルディ戦。勝ちきれなかったという課題はありつつも苦しい中で掴んだ先制点は大きな収穫だった。

その先制点を決めたのが今シーズン鹿児島の主力として活躍する枝本雄一郎だ。枝本にとって今季初ゴール、つまり鹿児島の一員としてようやく獲得した得点だった。「今季はスタートが出遅れたし、きつかった。ホッとしたという気持ちが一番」という言葉からも長かった初得点への苦悩を感じる。
枝本は今季同じくJ2に昇格したFC琉球から鹿児島に移籍した。鹿児島でプレーする道を選んだ理由について聞くと「シンプルに鍾成(金鍾成監督)さんに呼んでもらったからです。監督から直接誘っていただけるというのはサッカー選手冥利に尽きる。」と話す。2018年、枝本は藤枝MYFCから琉球に移籍した。この時琉球に枝本を呼び寄せたのも当時琉球の監督だった金鍾成監督だった。「前節2-0から3点目を目指すサッカーはメリットもあればデメリットもある。色々な考えがあると思いますが僕は鍾成さんのサッカーが自分に合っていると思う」指揮官への想いを感じた。

そして前節、あの鹿児島での初ゴール直後のシーンへと繋がる。普段表情をあまり変えない枝本が最高の笑顔でベンチにいる金監督の胸へと飛び込んだ。

「僕、基本ゴールを決めたらベンチに行くんですよ。そしたら監督が手を広げていたから(笑)そこ以外行くところないですよね。でも嬉しかったです」と照れながらその真相を話してくれた。苦しい時期も、どんな時も枝本を信じて見守ってきた金監督の愛が溢れていた。
 
8月6日に誕生日を迎えた枝本は自身のゴールで素晴らしい31歳の幕開けを彩った。「残り試合納得できるように。チームがJ2残留できるようにしっかり戦いたい」。
覚醒の予感。初ゴールを決めた枝本の快進撃がまたここから始まる。

文:有賀真姫(鹿児島担当)


明治安田生命J2リーグ 第28節
8月17日(土)19:00KO 白波スタ
鹿児島ユナイテッドFC vs 愛媛FC
白波スタジアム(鹿児島ユナイテッドFC)
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