【琉球 vs 千葉】怪我から復帰の徳元悠平。「俺がチームを勝たせてやるという気持ちでプレーしたい」

2019年7月30日(火)


「トク、残り30分行くぞ!」

前節・新潟戦の61分。喜名哲裕コーチの呼びかけにすぐさまビブスを脱いだ徳元悠平(写真)は、ベンチから一番遠い左サイドバックのポジションへと駆けた。6試合ぶりとなる定位置に戻った徳元はピッチの感触を確かめながらも、推進力を高めるオーバーラップからチャンスを作り出し、自らボールを持った時の攻撃スイッチと全体を落ち着かせるプレーでチームを引き締める。「怪我のあいだ上からピッチを眺めていて『こうやって動けば良いんだな』というのが頭の中でイメージできていた。勝てない悔しさはありますが、復帰したら『俺が勝たせてやる』というぐらいの思いでプレーをしないとチームは伸びないと思っている。なのでピッチに立ったら自分を出していきたいなと思います」

第18節の京都戦で左足関節脛腓靭帯損傷。その傷が完治せぬままトレーニング中に右膝内側側副靱帯損傷と、両足を負傷した徳元。ともに完治まで3~4週間の日数を要し、復帰までのプロセスは険しいものであった。しかしリハビリ期間中も練習場に顔を出してはトレーナーとの二人三脚で黙々と汗を流し、その一方で笑顔を絶やすことなく選手たちとコミュニケーションに励む姿が見られた。つらい状況であったことは間違いないが、仲間たちとともに復帰に向けて前向きにリハビリを重ね、順調に傷は癒えていった。右足のテーピングは彼の脚力を存分に発揮できるよう施される。「最後は気合ですよ!」と、徳元はようやく帰ってこられた定位置での全力プレーを誓った。

「上下動の動きをしっかりとやって、かつ頭を使ったプレーが示せるようにしたい。そして年下だからじゃなく、若い選手から声を出すことでチームの一体感を高めて盛り上げたいですね」
怪我というタイミングで見つめ直した自身のプレー像とチームの現状。それらを把握し再びピッチに戻るとき、徳元からこれまで以上に強いエネルギーが発せられることだろう。


文:仲本兼進(琉球担当)


明治安田生命J2リーグ 第25節
7月31日(水)19:00KO タピスタ
FC琉球 vs ジェフユナイテッド千葉
タピック県総ひやごんスタジアム(FC琉球)
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