【FC東京 vs 川崎F】多摩川クラシコを前に闘志メラメラ。森重真人は「チャレンジャーとして王者を倒す」

2019年7月13日(土)


FC東京のDF森重真人(写真)は、今季の優勝を占う大一番を前に闘志を燃やす――。14日の川崎フロンターレとの多摩川クラシコを前に、「必ず勝つ」と力を込めた。今季J1開幕戦で対戦し、敵地で0-0の引き分けとなった。その後、開幕12戦負けなしを続け、現在も首位を走ってきた。

そして、2連覇中の王者・川崎Fは、悲願の初優勝を目指す上で避けては通れない大きな壁だ。

「前半戦はチームとしていろいろなものを積み上げることができた。この後半戦の序盤で川崎F相手にどれだけできるのか楽しみ。開幕戦では引き分けているので、ホームの地の利を生かして勝つことができれば、より自分たちが目指す場所に近づける」

勝負弱いが代名詞の万年中位だったクラブは、大一番と呼ばれる試合を落としてきた。その度に、森重は吐き捨てるように「このままじゃダメだ。自分たちは本気で変わらなければいけない」と口にし続けてきた。そうした過去に終止符を打てるのか。それが試される一戦だ。

「大事な試合で勝てるようになれば、地力がついてきていることの証明になる。この世界は、結果が全て。それを証明し続けることで、優勝に近づく。それが本当の強さだと思う。ここぞという試合でことごとく負けてきた。でも、今は成長を感じるなかで、ものにできるか。プレッシャーや不安と、同時に期待もある。1日、2日で変わるモノじゃない。ここまで準備してきたことを試す場所になる。今季を占う一戦。今の自分たちの力を試したい」

相手は、一歩先を行く川向こうのライバルだ。自らをぶつけ、擦りつけ、優勝に懸ける思いの堅さを確かめる最高の試金石が目の前にある。その川崎Fの攻撃力をいかに封じ、攻め込むのか――。

「川崎Fは、やりがいのある相手。試合中は忙しくなると思うけど、みんなで集中してやるべきことをやれれば抑えられないことはない。俺たちの長所は守備だし、それに今は相手が攻めるのを怖がるぐらいの攻撃も持っている。もう楽しみでしかない」

最高の舞台が開演する。くべてきた薪は闘志という名の火が重なり、炎となって青と赤で燃える。普段はクールな男が、入れ込むのも無理がない。そういう相手との、こんな試合は、そうはない。今季で在籍10年目。気づけば、現役最古参選手となった。負け続けた歴史を誰よりも知る男は、それでも口にする。

「失うモノなどない。チャレンジャーとして王者を倒したい」


文:馬場康平(FC東京担当)


明治安田生命J1リーグ 第19節
7月14日(日)19:00KO 味スタ
FC東京 vs 川崎フロンターレ
味の素スタジアム(FC東京)
みんなの総合評価 (3.9)
臨場感 (3.5)
アクセス (4.2)
イベント充実 (3.7)
グルメ (3.4)
アウェイお楽しみ (3.4)

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