J's GOALニュース

 次のページ 一覧前のページ 

【仙台 vs FC東京】 ウォーミングアップコラム:石原直樹の復活が、チームを上昇気流に乗せる

2019年6月22日(土)



石原直樹(写真)が、再び調子を上げている。

2017年に仙台へ加わり、仙台の前線でストライカーとして活躍。今季もエースとしての働きが期待された。明治安田J1第2節・横浜FM戦ではチームの今季公式戦初得点となるPKを決め、その後さらに調子を上げようとしていたところで、負傷離脱。戦線に戻ってからは、なかなか思うようなプレーができない時期が続いた。

しかし6月15日のJ1第15節・松本戦で、石原直は第4節以来となるリーグ戦での先発を果たす。
渡邉晋監督はチーム全体が不調なために守備でパワーを必要としていた序盤戦で、「チームで一番うまい選手」と評価する石原直を起用できなかったことにもどかしさがあったという。しかし彼のフィジカルコンディションが上がってきたことをこの半月ほどで感じ、先発起用を決断。「コンディションが上がり、守備のパワーを発揮できるようになったから、このタイミングで彼をピッチに立たせることになんら不安はなかった」と、松本戦後に明かした。

実際に、松本戦での石原直のパフォーマンスは見事だった。ゴールはなかったものの、高い位置で献身的にボールを追ったり相手パスコースを切ったりして後方の負担を減らし、マイボールになれば味方のパスコースを作るためのランニングを惜しまない。仙台が今季初めてリーグ戦でアウェイゲームに勝利し、リーグ戦で連勝した影には、石原直の身を粉にした働きがあった。

リーグ戦3連勝がかかる次節のFC東京戦を前に、石原直は「簡単なゲームにはならないと、覚悟して臨みたい」と、表情を引き締める。首位で、ここまでわずか8失点という堅守を誇る難敵との対戦。その防壁を破るためには、ゴールを求めながらも他の仕事も献身的にこなす石原直の力も必要だ。
「自分はまだ前(節)で戻ってきただけだし、次に出られるかどうかもまだわからない」と、チーム内の激しい競争を実感するも、「時間がかかったとしても、もっと立ち位置などを整理することで、もっと相手を崩すかたちを出していけます。だからこそ、いつでも出られるようにいい状態をキープし、いい準備を進めていきたい」と、チームの中で何ができるのかを常に考えている。

「僕はひとりだけで相手をどうにかできるようなタイプではないし、周りとの連係があってこそ、なんです」と話すように、石原直は、鋭いゴール前への飛び出しも、パスを引き出す動きも、周囲の特徴をよく理解したうえで発揮する。そして、シュートチャンスでは誰よりも勇猛になる。献身的なストライカー・石原直樹は、自身の復調によって、チームを上昇気流に乗せる。

文:板垣晴朗(仙台担当)


明治安田生命J1リーグ 第16節
6月23日(日)19:00KO ユアスタ
ベガルタ仙台 vs FC東京
ユアテックスタジアム仙台(ベガルタ仙台)
みんなの総合評価 (4.4)
臨場感 (4.6)
アクセス (4.8)
イベント充実 (3.8)
グルメ (3.8)
アウェイお楽しみ (3.6)
  一覧  

観戦アドバイス大募集!スタナビ「スタジアムグルメ」投稿キャンペーン!

移籍情報