【札幌 vs 鳥栖】 ウォーミングアップコラム:円熟味を増す背番号48。生粋の“点取り屋”が見せるチャンスメークから目を離すな。

2019年6月21日(金)



いままでのジェイ(写真)とはちょっと違う。あくまでも筆者の主観で申し訳ないのだが、そう感じている。

何が違うのかというと、昨シーズンまでのこの選手は常に得点を記録することを勝利の次に優先しているスタンスだった。もちろん、選手の本心は本人にしかわからないので言葉を紡いでの印象ではあるのだが、「とにかく点を取りたい」。まさに“ジス・イズ・ストライカー”と言わんばかりの得点への貪欲さだった。「○○戦に向けてどういうプレーを意識するか?」といった問いかけはあまりにも愚問である。「自分のポジションはFW。FWの仕事は点を取ることだ」とあっさり返されて終了。まさに“点取り屋”というヤツである。そして実際に得点を重ねるのだからカッコイイ。

それが、今シーズンはちょっと変化を感じるのだ。前述のようなやり取りのなかで、「現代サッカーでは、FWには得点を取るだけではなく、チャンスメークをする役割も求められている。そうした働きもしっかりやっていく」とする。ざっくり言えば“点取り屋”だけでなく“点取らせ屋”にも着手しようということだ。そうなると相手もやっかいだろう。

いままでであれば間違いなくシュートを打ってきた場面でも、そこに違う選択肢も生まれるのであれば、対応が難しくなる。ただでさえ上手い選手が、そのプレーの幅をグッと広げてくるのだからたまったものではない。そして、見る側としても、この選手のプレー選択からよりいっそう目が離せなくなるというわけである。

相手の鳥栖には元スペイン代表FWがいて、札幌にはプレーの幅を広げた元イングランド代表がいる。欧州仕込みのストライカー同士が見せるバトル。ハイレベルな争いになりそうだ。

文:斉藤宏則(札幌担当)


明治安田生命J1リーグ 第16節
6月22日(土)14:00KO 札幌厚別
北海道コンサドーレ札幌 vs サガン鳥栖
札幌厚別公園競技場(北海道コンサドーレ札幌)
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