【藤枝 vs 富山】 ウォーミングアップコラム:イケメン左ウィングバック・安藤由翔。上だけを目指してチームと共に成長を

2019年6月14日(金)


リーグ戦の約1/3を消化した時点で首位と勝点3差の3位。16位で終わった昨年と比べて非常に安定した戦いを見せている藤枝MYFC。その原動力として、今季から加わった選手の活躍も非常に大きい。とくに守備では秋本倫孝、松岡亮輔、攻撃では森島康仁、谷澤達也といったベテラン勢の働きが大きいことは、これまでも何度かお伝えしてきた。
 
だが、今季もっとも遅く加入した選手の活躍も見逃すことはできない。開幕直前の3月1日に加わった左ウィングバック、安藤由翔(なおと)だ。

昨年は北九州でプレーしていたが、契約を更新せずに移籍先を探していた中で藤枝の練習に参加し、すぐに石﨑信弘監督に能力の高さを買われて契約に至った安藤。ここまで開幕から12試合フルタイム出場を続け、得点こそないがチャンスメイクやアシスト、さらに守備でも大きな役割を果たしている。

「運動量と前への推進力を出していくという部分は自分の持ち味だと思っています」と本人も言う通り、まず目立つのは攻守とも本当に献身的にハードワークを続けていること。左サイドを上下動する幅も回数も非常に多く、思い切りの良い大胆な動きも目立つ。それによって裏に飛び出したり、相手ボールを鋭くインターセプトしたりしてチャンスを生み出している。
 
しかも、試合を重ねるごとに「前に出て良いタイミングとかが他の人たちと合ってきたと思います」(安藤)という中で、彼がチャンスに絡むシーンは確実に増えており、存在感はより高まってきている。

また、3バックの左を務める秋山貴嗣とは、2015年に鳥取で同様のシステム、同じポジションの関係で1年間プレーしていたので、「何をしたいか、どう考えているのかというのが基本的に同じで、すごくやりやすいです」と安藤は言う。秋山も石崎監督の下で大きな成長を見せているため、左サイドから崩されるシーンは少なく、それは藤枝の強みのひとつとなっている。また安藤としては、後方の心配をせずに思い切って攻撃に参加できるため、より持ち味を発揮しやすい状況になっているのだ。

安藤自身も、藤枝でプレーすることに大きなやりがいを感じている。

「(秋本)ミチさんを中心に守備が安定していて失点も少ないので、攻撃の選手もあまり焦らずに攻めることができると思うし、チームのバランスが良いと思います。石さん(石崎監督)も、ポジショニングとか守備の意識とか自分に足りなかった部分をしっかり指導してくれるので、もっと変われるんじゃないかと思っています」(安藤)

上のカテゴリーを目指す上昇志向も強い安藤は、J2でプレーすることが個人的な当面の目標だが、「チームとして結果を出して、チームで昇格するのが、いちばん達成感があると思うし、喜びも違うと思うので、そこを目指していきたいです」と語る。
 
ライセンスの関係で今季のうちに藤枝が昇格を決めるのは難しそうだが、上位争いを続けて昇格圏内の順位で終わることが、ライセンス獲得のためにも、自身の成長のためにもいちばんの近道であると安藤は考えている。
 
そのために彼が左サイドで見せる気合十分のハードワークや鋭いチャンスメイクは、藤枝の大きな見どころのひとつと言える。さらに、精悍さと甘さを兼ね備えたイケメンぶりが観客増につながることも、筆者としては大いに期待しているところだ。

文:井上慎也(藤枝担当)


明治安田生命J3リーグ 第12節
6月15日(土)17:00KO 藤枝サ
藤枝MYFC vs カターレ富山
藤枝総合運動公園サッカー場(藤枝MYFC)
みんなの総合評価 (4.0)
臨場感 (4.1)
アクセス (3.2)
イベント充実 (2.5)
グルメ (3.5)
アウェイお楽しみ (3.0)

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