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【長崎 vs 徳島】 ウォーミングアップコラム:チームの上昇と富澤雅也の急成長=長崎のワクワク

2019年5月24日(金)


V・ファーレン長崎は、徳島ヴォルティスをホームに迎えて、明治安田生命J2リーグ第15節を14時にキックオフする。2連勝中の長崎は8位。首位のモンテディオ山形に勝点7差に迫る。

「夏までにはトップをうかがいたい」

という手倉森誠監督のプランを進める上で、戦いながらチーム全体のボトムアップは欠かすことができないものだ。その中で、いま、長崎で一人の男が急成長を遂げている。

これまでリーグ戦で181試合、今季も開幕戦からゴールを守り続けていた長崎の守護神、徳重健太が前節のツエーゲン金沢戦時に接触プレーで戦線を離脱。34分に第2ゴールキーパーの富澤雅也(写真)がグローブをつけてピッチに足を踏み入れた。Jリーグデビュー戦は、思わぬ形でやってきた。

25歳の富澤は、大学卒業後に2016年に長崎に加入。これまで天皇杯の出場実績はあるが、プロ4年目の今季にJリーグYBCルヴァンカップでカップ戦デビュー。グループステージ6試合でゴールを守り、クラブ史上初のプレーオフシリーズ進出に貢献した。並行して戦うリーグ戦では徳重に次ぐ存在だったが、金沢戦の34分からゴールを守り、1−0のウノゼロを達成。中2日で出場したルヴァンカップグループステージ最終節ではファインセーブ、そしてPK阻止も披露。一気に表舞台に立ち、スポットライトを自らの手で手繰り寄せている。

突然舞い降りたリーグ戦デビューで、堂々たるプレーができたのにはあるエピソードがある。それまで、ルヴァンカップで5試合を経験。金沢戦でピッチに送り出される際、ゴールキーパーコーチが富澤にささやいた。

「J2とスピードがまったく違うJ1を相手にしているルヴァンカップで十分プレーができている。大丈夫、トミならできる」

これまで出場機会をうかがいながら、トレーニングをしてきた3年間。チーム全体をボトムアップさせるために多くの選手に出場機会を与えている手倉森采配。そして、ゴールキーパーコーチの後押し。すべてがつなぎあい、富澤は急成長期に突入している。

「リーグもルヴァンカップでも、みんなで頑張っていい流れに乗っています。そこに、自分も貢献できたことはうれしいです。ファンの声援はとても励みになります。自分もチームもとてもポジティブなので、これからも頑張っていきたいです」

言葉は少なめだが、確かな手応えを感じている。今季初の3連勝。そして、一人の男の成長。長崎のファンの週末はワクワクに満ち溢れている。

文:J's GOAL編集部


明治安田生命J2リーグ 第15節
5月25日(土)14:00KO トラスタ
V・ファーレン長崎 vs 徳島ヴォルティス
トランスコスモススタジアム長崎(V・ファーレン長崎)
みんなの総合評価 (4.3)
臨場感 (3.9)
アクセス (3.1)
イベント充実 (4.1)
グルメ (4.3)
アウェイお楽しみ (4.1)
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