J's GOALニュース

 次のページ 一覧前のページ 

【琉球 vs 新潟】 ウォーミングアップコラム:田中恵太が切り開く突破口。その先に見えるゴールと勝利への執着心

2019年5月24日(金)


5月16日、沖縄は梅雨に入った。例年と比較し雨の日が続くことは少ないものの、それでも湿り気を感じる環境でのトレーニングは、その湿気が体にまとわりつくような重みを感じ、選手の疲労をいつも以上に蓄積される。練習合間の水分補給も念入りだ。

「いやもぅ十分キツイっすよ」

練習後、そうつぶやいたのは今季水戸から琉球に加入した田中恵太(写真)。かつて2015年から3シーズン琉球でプレーしていた選手も、ひさびさに感じる沖縄特有の梅雨に顔をしかめていた。しかし彼がピッチに一歩踏み入れれば、ひたむきに走り切る上下動の動きと集中力が途切れるようなことはない。

福岡との今季開幕戦。右サイドハーフで先発フル出場を果たした田中は、このときからゴール前での質を上げるプレーと、得点を奪うことへのこだわりを示し続けていた。

そして第2節の大宮戦で琉球復帰後初ゴール。ゴールに向かう姿勢を持ち続けていたからこそ「決めきれてめっちゃ気持ちよかった」と、試合後に発したその一言にあらためて田中の真骨頂を感じさせた。

現状、チームはなかなか勝てない時期にいる。相手の圧力に耐える場面から失点するケースもあり、攻撃に出ようともなかなか一歩目が踏み出しにくい状況も時間帯によって垣間見える。

そのような状況において、臆すること無く突破口を切り開こうとする田中の推進力は琉球に欠かすことのできない姿。前節の岡山戦では怪我から復帰した右サイドバックの西岡大志との連携から幾度となくチャンスメークし、相手を引きつけながらシュートを放つシーンも見られた。

「こういう難しい時期になったとき、僕自身長い距離を走ったり声を出してチームを助けることが大事だと思っている。リスクをかけて強い気持ちで前に行くこと。そういう思いでチームは毎試合挑んでいる。ゴールを決めるという意識を持つことも大事だが、チャンスの回数を増やしシュートを打つ確率を高められるよう原点に戻ってもっともっと泥臭く戦っていきたいと思います」。

琉球の選手としてJ2を戦える喜びを感じながら、田中恵太は全力でボールを追いかけ、貪欲にゴールを狙い続ける。

文:仲本兼進(琉球担当)


明治安田生命J2リーグ 第15節
5月25日(土)19:30KO タピスタ
FC琉球 vs アルビレックス新潟
タピック県総ひやごんスタジアム(FC琉球)
みんなの総合評価 (3.9)
臨場感 (3.4)
アクセス (2.7)
イベント充実 (3.5)
グルメ (3.9)
アウェイお楽しみ (3.8)
  一覧  

1万円分の旅行券が10名様に当たる!スタナビ「スタジアムグルメ」投稿キャンペーン!

移籍情報