【長崎 vs 横浜FM】 ウォーミングアップコラム:名倉巧がでっかい志で臨むクラブ史上初の突破

2019年5月21日(火)


条件は勝つのみ。JリーグYBCルヴァンカップのAグループに所属するⅤ・ファーレン長崎は、最終節となる5月22日の試合で勝つことでグループステージ突破の光が見えてくる。

第5節を終了した時点で、勝点8で北海道コンサドーレ札幌と横浜F・マリノスが首位に並ぶ。勝点6で3位に湘南ベルマーレ、勝ち点5でⅤ・ファーレン長崎が続く。ただ、最下位の長崎にもGS突破の可能性が残っている。

第5節終了時点の勝点を眺めても、長崎は勝つことが絶対条件ということは分かるが、22日の横浜FM戦で勝利することを前提に突破の道筋を見てみよう。

同時刻に行われる湘南対札幌で札幌が勝つか引き分け、長崎対横浜FMで長崎が勝つと勝点は(カッコ内は湘南対札幌が引き分けた場合)札幌11(9)、長崎8、横浜FM8、湘南6(7)となる。札幌の1位通過は確定し、勝点8で長崎と横浜が並ぶ。同勝点の順位決定は、

①勝点が同一のチーム同士で行った試合の勝点

②勝点が同一のチーム同士で行った試合の得失点差

③勝点が同一のチーム同士で行った試合の得点

④勝点が同一のチーム同士で行った試合のアウェイゴール

の順によって決定される。

①に当てはめると、GS第3節で長崎と横浜FMは2-2の引き分け。22日の第6節で長崎の勝利となれば、長崎勝点4、横浜FM勝点1となり長崎が2位通過となる。

では、湘南が勝った場合はどうだろうか。同じように長崎が横浜FM戦で勝利することを前提に考えると勝点は、湘南9、札幌8、横浜FM8、長崎8となる。勝点8で並ぶ3チームを上記の①に当てはめてみよう。3チームでの勝敗はそれぞれ1勝2分1敗で勝点5となる。これにより上記の②を当てはめることになる。第5節終了時点の3チームでの得失点差は、

札幌  7得点 8失点 得失点差-1

横浜FM 7得点 3失点 得失点差+4

長崎  5得点 8失点 得失点差-3

湘南が勝った場合、札幌は必ずマイナス2以下になる。そこで、長崎は札幌、横浜FMの2チームに得失点差で上回るためには、4点差以上で勝つこととなる。仮に最終節で湘南1-0札幌、長崎4-0横浜FMの結果になれば、

長崎  9得点  8失点  得失点差+1  

横浜FM 7得点  7失点  得失点差0

札幌  7得点  9失点  得失点差-2   

となる。つまりは、

1.札幌が勝ちか引き分け、長崎が勝ち

2.湘南が勝ち、長崎が横浜FMに4点差以上で勝ち

の二つが、長崎のクラブ史上初グループステージ突破の条件となる。

いずれも勝つことが条件となる中で、燃えている一人が名倉巧(写真)だ。今季これまでのルヴァンカップ5試合で先発フル出場の21歳は、最前列、1.5列目でゴールを狙い続けるも得点がない。

「悔しいです。出場した試合で結果を残すことが、今の自分にとって一番必要なことです。長崎がグループステージを突破するためにも、勝つことが絶対条件ということは分かっているので、何としてもゴールを決めたいです」

身長169センチと小柄ではあるが、長崎加入2年目で対人のフィジカル面、ボールを扱う技術は高まった。先日の明治安田生命J2リーグ第14節、アウェイでのツエーゲン金沢戦には19人目の選手として帯同し、リーグ2連勝と勢いに乗るチームの雰囲気を肌で感じている。リーグ戦メンバーに名を連ねるためにも、名倉がでっかい志でピッチに立つ。

文:J's GOAL編集部


JリーグYBCルヴァンカップ 第6節
5月22日(水)19:00KO トラスタ
V・ファーレン長崎 vs 横浜F・マリノス
トランスコスモススタジアム長崎(V・ファーレン長崎)
みんなの総合評価 (4.2)
臨場感 (3.8)
アクセス (3.0)
イベント充実 (4.0)
グルメ (4.2)
アウェイお楽しみ (4.1)

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