【熊本 vs 鳥取】 ウォーミングアップコラム:2試合連続無失点での3連勝にも淡々。主将を務めるDF鈴木翔登が見据えるもの。

2019年5月18日(土)


八戸を迎えた前節、原一樹のゴールを守り切った熊本はようやく、今季のホーム初勝利を挙げた。チームは3連勝で5位に浮上し、昇格を争う首位の北九州、2位の讃岐との勝点差はいずれも3と肉迫。先週末に行われた天皇杯熊本県代表決定戦も相手が大学生だったとはいえ完封して、リーグ戦と合わせ3試合連続無失点と、安定した守備で試合をコントロールできるようになってきた。

だがその戦いぶりを支える1人であるDF鈴木翔登(写真)は、ピッチで見せる熱さとは対照的に、現状についてはあくまで冷静にとらえる。
「無失点に抑えること、試合に勝つことにこだわってトレーニングしてきて、結果として現れ始めたのかなという思いはあります。でもまだまだ相手のミスに助けられているところもあるし、もっと構築していかないといけない部分がある」

北九州への1年間の期限付き移籍から復帰した昨季、鈴木はシーズン終盤に先発の座を掴み定着。16試合に出場し、2得点を挙げるなど個人として成長を示すことができた。しかし、チームは21位に終わりJ3降格となる。問われるのは当然ながら最終的な順位であり、そのために日々をどう過ごすかこそが重要だと、痛感したのだ。
「もちろん、気持ちの面で今のうちから上位にいることは大事ですけど、順位は水もの。今が良くても最終的に(J2に)上がれなければ意味がない。だから一喜一憂しないで、いかに目の前の試合に臨むかが大事だなと。(キャプテンという)立場的なものもあるかもしれないですけど、良くなってきている感覚があるからこそ、1日1日、1試合1試合を大事にする感覚をチームのみんなが持つことで、練習で取り組んでいることがもっと研ぎ澄まされていくんじゃないかと思います」

「結果がついてくる」とはスポーツの現場でよくいうことだが、そうなるには常に、次の1試合、今日1日、もっと言えば目の前の一瞬を、丁寧に、積み重ねていくほかない。
「だから、あんまり先のことは見ていない。今に集中して、とにかく次をしっかり勝つことが大事だと思います」

次の1勝のために。チームがひとつになるよう声をかけ、目を配り、プレーで示していく。

文:井芹貴志(熊本担当)


明治安田生命J3リーグ 第9節
5月19日(日)19:00KO えがおS
ロアッソ熊本 vs ガイナーレ鳥取
えがお健康スタジアム(ロアッソ熊本)
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