【水戸 vs 柏】 ウォーミングアップコラム:茂木駿佑「柏で土台を築き、そこから進化して今がある」

2019年5月18日(土)


「本当に大きな一戦」

茂木駿佑(写真)は今節柏戦に向けて、そう口にした。

チームは前節琉球に0対1で敗戦。開幕から13試合目にしてついに初黒星を喫してしまった。ただ、選手たちは「連敗しないことが大事」と声を揃え、今節柏戦に向けて並々ならぬ闘志を燃やしている。茂木の言葉もその思いから発せられた。

ただ、茂木にとってもう一つ今節に向けて「特別な」思いがある。仙台ユース出身の茂木だが、小学校から中学校にかけて柏のアカデミーに所属していたのである。現在、柏でプレーする上島拓巳、手塚康平は当時のチームメイトであり、2学年上の中村航輔とも一緒にプレーした経験を持つ。だからこそ、ピッチでの久々の再会を「楽しみ」と心待ちにしている。

高校進学とともに茂木は柏を離れ、仙台ユースへと進んだ。その理由について茂木はこう説明する。「高校の部活でサッカーをやりたいという気持ちが出てきて、ユースをやめようと思ったのですが、将来的にプロを目指すならやっぱりJクラブのアカデミーにいた方がいいかなと進路について悩んでいる時に仙台から声をかけていただき、仙台に行くことにしたんです」

それも茂木にとって一つの転機だった。「それまでレイソルのサッカーしか知らなかったんですよ。でも、仙台で別のサッカーを知ることができて、プレーの幅が広がったと思います」。新たなスタイルを開拓しながら、着実に力を伸ばしていき、高校卒業後に念願のトップ昇格を果たしたのだった。

そして昨季途中からは水戸でプレーをしている。柏で選手としての土台を作り、そこに仙台と水戸で新たな色を加え、今の茂木駿佑がある。今節そのすべてを出し切ることが柏への恩返しとなる。「柏には当時お世話になったスタッフもたくさんいるので、成長した姿を見せたい」。そう力強く語る茂木から闘志がみなぎっていた。

今節、茂木が示す進化の証明が、水戸に歓喜をもたらす。

文:佐藤拓也(水戸担当)


明治安田生命J2リーグ 第14節
5月19日(日)14:00KO Ksスタ
水戸ホーリーホック vs 柏レイソル
ケーズデンキスタジアム水戸(水戸ホーリーホック)
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