【琉球 vs 水戸】 ウォーミングアップコラム:福井諒司の屈強な守備と展開力で勝利をたぐり寄せる。絶対に負けられない水戸との戦い

2019年5月10日(金)


181cm74kgと、ディフェンダーとして申し分ない体格から見せる一対一の強さ。そしてビルドアップの起点となり放たれる長短正確なパスと、福井諒司(写真)は攻守両面でチームを支えている。

福井は2010年に東京ヴェルディでプロとしてのキャリアをスタート。ギラヴァンツ北九州、柏レイソル、レノファ山口FC、水戸ホーリーホックでプレーし、プロ10シーズン目となる今年から琉球のユニフォームに身を包んだ。第2節・大宮戦で琉球デビューを果たした彼は、続く愛媛戦に先発出場し勝利に貢献。そして第7節以降、現在まで6試合連続で90分間フル出場を継続している。攻撃的なスタイルを押し出す琉球において相手FWが嫌がる守備のスペシャリストとしての一面を見せ、また左足から放たれる展開力も大きな武器となっている。

「左利きということでインサイドの早いゴロやカーブをかけたボールが右利きの選手と比べたら蹴りやすいというのはメリットだと思う。後ろからでもチャンスが作れるパスを出したいですし、もっとゴールに直結できるようなプレーも見せていきたい。ただ僕はディフェンダーなので第一は失点を防ぐこと。後ろ(のディフェンダー)が抑えられれば攻撃の選手もプレーしやすくなると思うし、攻撃に人数をかけている分、ディフェンダーのリスク管理も重要となる。琉球のスタイルに自分はマッチしていると思っているし、どんどんチャレンジしていきたいと思います」

普段は落ち着いた口調で物静かさを感じさせる彼だが、ピッチに足を踏み入れれば闘争心を全面に押し出す戦う男へと姿が変わる。

「ゲームに入ればゾーンに入ってしまうというか、絶対に負けたくないという気持ちが強くなる。そこが僕にとってのストロングな部分だし、しっかりと声を出して後ろからパワーを送ることができればと思います。ほんとは人見知りなんですけどね(笑)」

今節、福井は古巣・水戸と対戦する。「僕はもちろん(昨年まで水戸でプレーした)ダニー(カルバハル)も(田中)恵太も水戸には絶対に負けたくないと思っているはず。それ以上にここ8試合(5分け3敗で)勝利がないという状況なのでチームを勝たせたいという思いが強い。首位に勝てばチームは盛り上がるし、決してきれいごとだけで90分戦えないということもわかっている。しっかりと行動と結果を示していきたい」

攻守でアグレッシブな姿勢を全面に出す福井の闘志は今、ふつふつと湧き上がる。

文:仲本兼進(琉球担当)


明治安田生命J2リーグ 第13節
5月11日(土)18:00KO タピスタ
FC琉球 vs 水戸ホーリーホック
タピック県総ひやごんスタジアム(FC琉球)
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