【熊本 vs 八戸】 ウォーミングアップコラム:前節1得点1アシストのDF高瀬優孝。精度を追求し、さらなる高みへ

2019年5月4日(土)


「練習でもあんまりやっていなかったし、これまでに直接決めた記憶もないんですけど(笑)、今年はセットプレーも蹴らせてもらっていて、試合を重ねることでキックのフィーリングが上がってきてるっていうのはありました」

前節の沼津戦、立ち上がり3分に得たボックス外、右寄りのフリーキックを左足で直接決めたDF高瀬優孝(写真)は、佐野翼の3試合連続ゴールもアシストして、今季初の連勝に貢献した。第6節のG大阪U-23との試合でも、左からのアウトサイドにかけたクロスで北村知也のプロ初得点をお膳立てし、逆転勝ちを引き寄せている。

中央大から大宮を経て、2016年に期限付き移籍した群馬では精度の高いクロスを武器に主力としてプレー。しかし負傷による長期離脱を余儀なくされ、熊本に加入した昨季も出場は9試合にとどまった。だが今季はプレシーズンから好調ぶりをアピールし、開幕から2試合こそ交代出場だったものの、第3節以降は左サイドバックで先発出場。ようやく本来の持ち味が発揮され始めた。

その要因のひとつが、周囲の選手との相互理解が進んだこと。とりわけ、同サイドで縦の関係になっている中山雄登とのコンビネーションは効果的で、「雄登が自分を生かしてくれる」と、ボールが出てくることを信じて追い越す動きを繰り返すことができている。

「前に出て行ったぶん、背後のスペースはケアしないといけないので、守備への切り替えは意識して、自分のところではやらせないようにしたい。あとは自分のクロスの質を上げること。中のFWの選手にもやってほしい動きを伝えているので、アシストにつながったようなシーンをもっと増やしたいし、自分の仕掛けも必要だと思う」と、課題にも目を向ける。

前節の連勝はあくまで通過点。「まだまだ高められる部分はある」と話すように、チームとしても個人としても、目指すところはまだまだ先だ。

文:井芹貴志(熊本担当)


明治安田生命J3リーグ 第8節
5月5日(日)15:00KO えがおS
ロアッソ熊本 vs ヴァンラーレ八戸
えがお健康スタジアム(ロアッソ熊本)
みんなの総合評価 (4.1)
臨場感 (3.6)
アクセス (3.0)
イベント充実 (4.0)
グルメ (4.6)
アウェイお楽しみ (4.2)

移籍情報