【大宮 vs 横浜FC】 ウォーミングアップコラム:3連戦3連勝!チームの粘り強さを担う畑尾大翔が見据える「その先」

2019年4月13日(土)


徐々に試合内容を向上させ、第6節からの3連戦を3連勝で駆け抜けた大宮。順位も7位とプレーオフ圏内目前まで上昇し、首位山形とも勝点3差に近付いた。しかし、攻守に相手を圧倒するような試合はまだまだ。現時点での勝因は、この3連勝の試合後に高木琢也監督が必ず口にしている「粘り強さ」だ。

その「粘り強さ」の一端を担っているのが畑尾大翔(写真)であることに、異論を挟む者はないだろう。第3節徳島戦で3バックの一角として今季初先発を果たした以降、得意とする対人プレーに重心を置きながらしっかりとバランスも見るプレースタイルで、レギュラーポジションをがっちりと確保。攻撃面でもここ2試合連続得点中で、チームの上位躍進に大きく貢献している。

だが、決して自身の力を誇示することはしない。

「結果は出なかったけど、ベンチから見ていてもいい戦い方はできていると思ってました。メンバーが代わったタイミングで結果が出るようになってきただけで、今シーズンに入ってからチームとして積み上げてきたものが表れてきているんだと思います」

それは、し烈なチーム内での競争があってこそ。ちょっとでも緩いプレーがあれば外される、順番を待っている選手が何人もいる。開幕から2試合をベンチで過ごした畑尾も、そこから這い上がってきた。緊張感やインテンシティといったあらゆる項目が高レベルな日々の練習が、チーム力を引き上げている。

あとは、この「粘り強さ」を本当の強さに変えていくこと。まだまだチームの完成形には程遠い。本職の守備では、「大崩れしていないだけで、後から見返してみるとけっこうなピンチだったシーンも少なくない」と改善点を挙げる。攻撃面でも、「もっとゴール前の迫力を出して、相手に対して脅威を与えていかないといけない」と指摘。今は数少ない畑尾のオーバーラップが増えていけば、自然と攻撃に厚みが加わるはずだ。勝っている中で改善すべき点を改善し、内容が向上していくことで次の勝利が導かれる。現在の結果を、そうした好循環につなげていかなければならない。

「今、勝つことはもちろん大事ですけど、長い目で見てJ1で勝っていくことを考えれば、もっと追求していかなきゃいけない部分はあると思います」

当面のターゲットであるJ1昇格を捉えながら、その後ろのさらなる目標をも見据え、畑尾は戦いへ挑んでいく。

文:土地将靖(大宮担当)


明治安田生命J2リーグ 第9節
4月14日(日)14:00KO NACK
大宮アルディージャ vs 横浜FC
NACK5スタジアム大宮(大宮アルディージャ)
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