【G大23 vs 熊本】 ウォーミングアップコラム:理想とはかけ離れたプロ1年目。それでも、DF髙尾瑠は自分と向き合い、前を向く。

2019年4月12日(金)


「いろんなクラブに練習参加をさせてもらった中で、ガンバが一番、自分が成長できる環境だと感じて加入を決めました。経験豊富な選手の中で揉まれながら、自分自身をレベルアップさせていきたい。ガンバのために自分の力を最大限に発揮して、ガンバのために走り、少しでもガンバの勝利に貢献できるように頑張ります」

今シーズン、関西学院大学からの加入に際して決意を口にしていた右サイドバックのDF髙尾瑠(写真)。即戦力との呼び声も高かったが、開幕からここまでトップチームの試合には一度も出場することができず、ガンバ大阪U-23でのプレーが続いている。

もともと、ガンバの右サイドバックにはDFオ ジェソク、DF米倉恒貴という経験豊富なライバルがいたことを考えれば、試合への出場は簡単ではないと覚悟していたはずだが、まさかここまでどっぷりとガンバ大阪U-23でのプレーが続くとは、想定外だったことだろう。しかも「経験豊富な選手の中で揉まれたい」との思いに反して、ガンバU-23ではチーム最年長。そのことからも現在の立ち位置が本意でないことは明らかだ。

「大卒だからこそ即戦力にならなくちゃいけないと思っていただけに、思い描いていたものとはかけ離れたスタートになっています。でも今はU-23で試合経験を積み上げて、結果を残すことでしか道は拓けないと思っているし、ここから這い上がって行くしかない。やり続けたいと思います」

前節のFC東京U-23でも示した通り、攻撃力が持ち味。同試合において食野亮太郎が挙げた1得点目のシーンでは、市丸瑞希からのスルーパスに反応して抜け出し、相手DFをうまくひきつけながら絶妙のタイミングでパスを出し『アシスト』を刻んだ。スピードといい、足元の巧さといい、髙尾の持ち味が存分に発揮されたシーンだった。そうした『攻撃力』をアピールする一方で、課題に感じているのが守備力。ガンバ大阪U-23を率いる森下仁志監督にもそこを指摘されることは多く、自分でも課題に感じている。

「持ち味は攻撃にあると思っていますが、かといってストロングばかりで勝負していてはトップチームでは起用してもらえない。だからこそ守備への意識は普段の練習から自分に求めているし、その中で持ち味の攻撃力をいかに発揮できるかを考えたい」

苦境に立たされているプロキャリアのスタートを、いつか、笑って振り返れる日が来るように。今は、ひたすら自分と向き合い続けている。

文:高村美砂(G大23担当)


明治安田生命J3リーグ 第6節
4月13日(土)14:00KO 万博
ガンバ大阪U−23 vs ロアッソ熊本
万博記念競技場(ガンバ大阪U−23)
みんなの総合評価 (-)
臨場感 (-)
アクセス (-)
イベント充実 (-)
グルメ (-)
アウェイお楽しみ (-)

1万円分の旅行券が10名様に当たる!スタナビ「スタジアムグルメ」投稿キャンペーン!

移籍情報