【札幌 vs 大分】 ウォーミングアップコラム:プレーは常に冷静沈着。若き背番号3が静かに闘志を燃やす。

2019年4月5日(金)


22歳の若きセンターバック、進藤亮佑(写真)はいつも冷静だ。負けた試合のなかでも良かった点、悪かった点をしっかりと見つめるし、勝った試合だとしても課題があれば厳しく自分を評価する。勝敗という結果が第一義でありながらも、自分という選手を成長させていくうえでは常に冷静な視点からの自己評価を怠らない。前節は名古屋に0-4のスコアで大敗をしてしまい、もちろんセンターバックとしては反省をすることしきりではあるのだが、「序盤に僕らがチャンスを得たあとの時間帯で持ちこたえることができていれば、その後の展開は違っていたかもしれない」と落ち着いて試合を分析してみせる。

昨シーズンはチーム内のフィールドプレーヤーの中で唯一、リーグ戦のフルタイム出場を果たした。今シーズンもそれは継続中である。もちろん、ここについても「今年はちょっと早いペースで警告をもらってしまっている」と客観的な視野を持ち続ける。

ただし、2連敗中の現在は冷静さを維持しながらも淡々と逆襲の想いを高めている。「ACL(AFCチャンピオンズリーグ)に出ることを目指すのであれば、3連敗は避けなければいけない」と次節に向けて危機感を持つ。

前節、前々節は相手を勢いづかせてしまい、2試合で7失点。「苦しい戦いのなかでも、しっかりと我慢をして勝点を取れるチームにならなければいけない」とする。だが、敗戦のなかでのプラス要素もしっかりと肌で感じている。「昨年であれば、リズムが悪くなればシンプルに前線に大きく蹴っていた。今年はそうした状況下でも、自分達でパスを回しながらリズムを整えようとしている。そのなかでミスが出たり、意思統一が不十分だったりして、カウンターを受けている。ミスや連係不足はもちろん良くないが、チームとして次のステップに進んでいる証でもあると思う」と見極める。

大躍進を果たした昨シーズンの4位を上回る成績を目指しながら、同時にチームとしてのクオリティも高めている。結果と内容の両方を取ろうとしながら戦うシーズンは間違いなく簡単なものではないが、若き背番号3は冷静さと意欲の高さの両方を維持しながら、今週末の大分戦に向けて静かに闘志を燃やす。

文:斉藤宏則(札幌担当)


明治安田生命J1リーグ 第6節
4月6日(土)13:00KO 札幌ド
北海道コンサドーレ札幌 vs 大分トリニータ
札幌ドーム(北海道コンサドーレ札幌)
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