【八戸 vs YS横浜】 ウォーミングアップコラム:在籍12年目33歳・新井山祥智「J3でも自分たちのやることは変わらない」。青森県初のJリーグ公式戦開催。

2019年3月23日(土)


「東北リーグの頃は確かに苦労してきましたけど、今までとやることは変わらない」
在籍12年目、チーム最年長の古株・MF新井山祥智(写真)は初めてのJリーグの舞台を冷静に受け止めていた。4月で34歳を迎える。

八戸は2006年のクラブ創設から14年目にしてJリーグ初参入。JFLでは2014年から5年間苦しんだ。そうした時代を経て掴んだJ3昇格だが、3月24日、いよいよホーム開幕、そして青森県初のJリーグ公式戦開催を迎える。新井山の他に、金井隆太、成田諒介、山田賢二が東北リーグ時代から支えてきた選手として今もチームに在籍。ようやくのJリーグの舞台。さぞかし、そこにかける思いは人一倍強いのではないかと思ったが、新井山からは意外な言葉が返ってきた。「周りがそういう風に思ってくれているのですが、そこまで特別感を持っているわけではありません。もちろん、Jでプレーできるのはとても嬉しいです。でも、やることは今までと変わらないかなと思っています」。JFLであれ、J3であれ、日々鍛錬し、自分たちのサッカーをピッチ上で体現してサポーターに勝利を届ける。それは、選手にとって不変の真理である。

開幕からこれまでの2試合、新井山の配球やパスセンスの良さが随所に見られた。初戦・G大23戦ではFW上形洋介のダイレクトボレーをアシストで演出。また、前節の長野戦でも、新井山が逆サイドに蹴り込んだボールを起点にMF三田尚希のゴールが生まれた。「JFLまでと違い、J3では(試合中に)時間ができる時があるので、自分でうまく見極められるようになり、それが結果に繋がっているのかなと思います」。これまで踏んできたリーグとの違いを肌で感じ始めているというが、自分がやれることはまだまだ沢山あると新井山は話す。

「ここまでいい流れできているので、それを継続していくことと、ホームで勝つ姿をサポーターに見せたいですね」。新井山らしい冷静さと内に秘めた情熱を見え隠れさせながら、青森県初のJリーグ戦での勝利を誓った。



文:佐藤梨香(八戸担当)


明治安田生命J3リーグ 第3節
3月24日(日)13:00KO ダイスタ
ヴァンラーレ八戸 vs Y.S.C.C.横浜
ダイハツスタジアム(ヴァンラーレ八戸)
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