【琉球 vs 徳島】 ウォーミングアップコラム:琉球の守護神カルバハルが大事にする『集中』の二文字

2019年3月15日(金)


FC琉球のエンブレムに施され、今シーズンはユニフォームにもデザインされている二対の「シーサー」。シーサーとは、沖縄の住宅の屋根などに置かれる獅子の形をした守護神のこと。またそれだけでなく、琉球王朝の権威の象徴としても存在感を示していたと言われている。

今まさに琉球にはシーサーのごとく獅子奮迅の活躍を見せる鉄壁の守護神が存在する。188cmの身長から見せる抜群の反射神経と瞬発力、そして危機的な状況においても磨き抜かれた判断能力を発揮しビッグセーブを連発する。コスタリカ人GKダニー カルバハル(写真)は開幕3連勝を飾ったチームの中において大きな輝きを放っている。

どのチームでも「ダニー」という愛称で親しまれている彼は、これまでコスタリカを代表する選手としてアンダー世代やフル代表で活躍。2017年にはスペインのアルバセテでもプレーした。そして昨年来日し、水戸ホーリーホックと徳島ヴォルティス(レンタル)で日本のサッカーを体感したのち、今年琉球へとやってきた。

「沖縄のサッカー環境は素晴らしい。いつもきれいに整った芝の上でプレーできますし、とにかく暖かい。琉球はもっともっと強くなると思いますよ」

コスタリカ出身のカルバハルはいつもスペイン語でコミュニケーションを図っている。とはいえそれを理解できるのはブラジル人のドゥダコーチのみといっても過言ではない。時折英語でもコミュニケーションを取ることもあるが、やはり意思疎通が難しいこともある。そのためカルバハルは日々、日本語を勉強し意思疎通を図ろうとしている。「去年来日したときから日本語を勉強しないといけないと思っていた。ピッチの中で選手とコミュニケーションができなければみんなが困り果ててしまう。ちょっとだけでも日本語で会話がやり取りできるようになればプラスになると思うし、もっともっと日本語を覚えていきたいです」

その中で、カルバハルが一番大事にしている日本語がある。それが『集中』である。

「試合中はずっと集中しなければいけないし、本当に危ない場面は突如とやってくる。そうなったとき、自分もそうだし周りの選手にも集中して臨めるよう、試合中はその言葉を大事に使っています」

彼にとって『集中』という言葉は、いわばお守りのような存在なのかもしれない。試合の最初から最後まで気を抜くことなくプレーをし、これまで得た経験を最大限に発揮するカルバハル。今まで見せたビッグプレーの数々においても平然とした顔でやってのけるカルバハルは、琉球の守り神として明治安田生命J2リーグに強烈なインパクトを残し続けている。

文:仲本兼進(琉球担当)


明治安田生命J2リーグ 第4節
3月16日(土)18:00KO タピスタ
FC琉球 vs 徳島ヴォルティス
タピック県総ひやごんスタジアム(FC琉球)
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