【湘南 vs 横浜FM】 ウォーミングアップコラム:「もっと上手くなりたい」――鈴木冬一

2019年3月12日(火)


ルヴァンカップ初戦、鈴木冬一(写真)はスタメンでプロデビューを記した。不思議な縁を思わずにはいられない。舞台は、ほんの数カ月前に高校サッカー選手権長崎予選でプレーしたトラスタだった。

「思い出のあるスタジアムなので結果を残したかったですけど」そう振り返ったように、湘南はホームの長崎を相手に立ち上がり間もなく先制するも、90分、90+4分と試合終了間際に重ねて失点し、逆転負けを喫した。鈴木自身、この日は左ウイングバックを担い、ボールを引き出し、自ら仕掛け、ときにシュートを放つなど躍動した。かたやアディショナルタイムの失点の場面では不意にマークが外れ、「あれは完全にぼくの甘かったところ。自分のせいです」と省みた。

中2日で臨んだリーグ鹿島戦ではJ1デビューも果たした。1点ビハインドの71分にピッチに立つと、ドリブルからフィニッシュに持ち込むなど攻撃を活性化させ、ゲーム終盤には初めてやったという右サイドバックで反撃に出た。

長崎戦は1-2、鹿島戦は0-1と、出場2試合はいずれも敗れている。結果を受け止めながら、しかし「試合に出させてもらってワクワクという気持ちしかない」と清々しい。
「失うものはなく、収穫しかないと思っているので、自分のストロングをどんどん出していきたいと思っています。出場して肌で感じたものは多くて、満足ではなくもっと上手くなりたいという向上心が生まれている。出させてもらったときには、自分がしっかりプレーする責任とチームを勝たせることを課題として取り組んでいきたいです」

得難いゴールへの推進力は、その意志に辿れそうだ。
「ウイングバックで出ることが多いですけど、そのポジションは無失点に抑える使命もありますし、アシストやゴールなど得点に絡むプレーも求められる。難しいとは思いますが、無失点に抑え、ゴールに絡む仕事をして、少しでもチームのためになれたらと思います。1試合1試合成長していきたい」

練習から試合から日々多くを吸収し、前向きに取り組んでいる。萌芽のときは、きっとそう遠くない。

文:隈元大吾(湘南担当)


JリーグYBCルヴァンカップ 第2節
3月13日(水)19:00KO BMWス
湘南ベルマーレ vs 横浜F・マリノス
Shonan BMW スタジアム平塚(湘南ベルマーレ)
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