【松本 vs 東京V】 ウォーミングアップコラム:岡本知剛はJ1昇格争いを、そしてサッカーをエンジョイする

2018年11月3日(土)


上位7チームに絞られたJ1昇格争いも、いよいよ最終局面を迎えようとしている。客観的な立場から見れば、昇格争いはスリリングかつエキサイティングなほど面白い。しかし当事者にとっては他会場の結果にも気をかけないといけないのだから、ワンプレーごとに一喜一憂する、胃の痛い時間だ。

首位決戦となった前節・大分戦では悔しさを味わった松本だが、そのなかにあって岡本知剛は途中出場でピッチに立ってから、苦戦を強いられていたチームの流れを変えた。
「大分はブロックを作って守っていたので、自分たちボランチがもっとボールを貰いながら、相手に隙を作らせて動かすということを意識しながらプレーしました。前半から左CBのところがシャドーに食いついてくる場面があったので、その真裏はウィークだった。そのスペースを使えれば効率よく攻められたのかなとベンチから見えていました」

岡本の魅力は、走行距離やスプリント回数などの数値では測りにくい。高い技術と鋭い戦術眼を持ちながらも、良い意味で肩の力の抜けた飄々としたプレーが特長だ。実際に大一番の大分戦であっても「僕にはプレッシャーはなかったです」と笑顔を見せる。
「消極的にならずに、もっとサッカーを楽しまないと。目の前の結果も大事ですけど、もっと純粋にサッカーを楽しんでいけば、その先に結果はついてくると思います。その意味でも、もっと前向きに積極的にやっていった方がよいと感じましたし、自分自身もそうやれないとダメですから」

今節は勝点差『3』に迫る5位・東京Vとの直接対決ということで、約1000人ものアウェイサポーターが訪れるという。ホームチームのファン、サポーターは言わずもがなで、計16000人前後の観客動員数が予測されている。サンプロアルウィンには熱気が渦巻くはずだが、その雰囲気のなかでも岡本はサッカーをエンジョイするのだろう。

文:多岐太宿(松本担当)


明治安田生命J2リーグ 第40節
11月4日(日)14:00KO サンアル
松本山雅FC vs 東京ヴェルディ
サンプロ アルウィン(松本山雅FC)
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