【町田 vs 福岡】 ウォーミングアップコラム:讃岐戦では貴重な同点弾。強行日程で光る新人・土居柊太のタフネス

2018年11月3日(土)


FC町田ゼルビアは3試合を残して現在J2の3位。首位・大分トリニータまで勝点3差と優勝を狙える位置にいる。開幕前は6位以内を目標としていた町田だが、9月末には目標を優勝に上方修正した。そんな快進撃の一因が若手選手の台頭だ。

明治大から加入した新人・土居柊太(写真)は7月21日のツエーゲン金沢戦で初先発を果たすと、主に左のサイドハーフとしてそのままレギュラーに定着している。10月31日のカマタマーレ讃岐戦では85分に同点ゴールを決め、敗色濃厚だったチームに勝点1をもたらした。

土居は讃岐戦の殊勲をこう振り返る。

「ニアの『ここしかない』という位置で待っていたら、そこにマサくん(奥山政幸)が速いボールを入れてくれた。あとは突っ込むだけでした」

土居にとってこれはまだ今季の2点目だし、そもそも相馬直樹監督は「上手い」「点に絡める」という部分だけで選手を評価しない。

相馬ゼルビアは「コンパクトな布陣で戦う」ことを徹底的に追求している。左右の幅を詰め、相手がサイドを変えてきたらそのたびにスライドする。ボールの位置に応じて最終ラインの4名、中盤の4名がしっかり上下動をする。そういうハードワークを実践できているからこそ、土居は出番を与えられている。

土居はこう説明する。

「相馬監督からはセカンドボールの意識を常に言われている。中盤の選手がしっかり戻ってプレスバックすることで、その次にラインがしっかり押し上がって背後にボールを出せる。自分も運動量を上げて、セカンドボールを拾えるように意識しながらプレーしています」

讃岐戦の土居はフル出場、1得点と分かりやすい結果を残した。何より中2日の週中ゲームで、自陣に戻って相手ボールを拾う、奪うといった泥臭い仕事が光った。

10月の町田は1ヵ月に6試合という強行日程で苦しんだ。10月17日のレノファ山口戦、10月31日の讃岐戦は台風による順延分が水曜に行われたもので、「アウェイ4連戦」のイレギュラーなスケジュールにもなっていた。

11月4日のアビスパ福岡戦も、中3日と強行日程には違いない。しかしチームはようやくホーム野津田で戦える。

土居は10月14日、17日、21日の3連戦で既に「270分フル出場」を達成しており、そのタフネスは証明済みだ。彼は福岡戦についてこう意気込む。

「前回の3連戦をフルで戦ったことは自信になりました。今週もそういう意識で入る。常に走って、チームに貢献しようという気持ちです」

文:大島和人(町田担当)


明治安田生命J2リーグ 第40節
11月4日(日)14:00KO 町田
FC町田ゼルビア vs アビスパ福岡
町田市立陸上競技場(FC町田ゼルビア)
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