【鳥取 vs 北九州】 ウォーミングアップコラム:「自分たちができることは、勝つことだけ」。逆転でのJ2昇格に向け、チュスタでの3連続完封勝利を目指すDF甲斐健太郎

2018年11月3日(土)


鳥取はアウェイで福島と対戦した前節、22分までに2-0とする好スタートを切ったが、その後に守備が乱れ、前半のうちに3失点して逆転された。だが2-3で迎えた57分、FWフェルナンジーニョのFKから、DF甲斐健太郎(写真)がヘディングシュートを決めて同点。息を吹き返すと、81分にFWレオナルドが4点目を決め、J2昇格争いに踏みとどまる勝点3を手にした。

Jリーグ初得点となった甲斐は、これまでのセットプレーのチャンスでは相手DFのマークをひきつけ、周りが決める“おとり”になることが多かった。「おとりになるつもりはなかったですけど」と笑いつつ、「毎試合ゴールは狙っていました。やっと形になった」という。この日の最初の失点は、相手選手との競り合いから甲斐が与えたPKによるもの。「あれから流れが悪くなって、責任があったので、名誉挽回の意味でも狙っていた」と振り返る同点ゴールだった。

J2岐阜からの期限付き移籍で、高校時代(島根・立正大淞南高)を過ごした山陰地方のクラブへ。昨季のリーグ戦出場は1試合だけだったが、今季は前節までの27試合、チーム唯一のフルタイム出場を続け、持ち味の空中戦の強さなどで守備の中心となっている。「自分は疲労を感じないし、ケガもしないタイプ。問題は何もないし、たくさん試合に出ることができて充実している」と語る通り、プレーぶりはシーズン終盤でも疲れを感じさせない。

現在6位の鳥取は、J2昇格圏内となる2位・鹿児島との勝点差が6(鳥取は鹿児島より1試合消化が少ない)。とはいえ、自力での2位以内の可能性はなく、3位・群馬、4位・沼津、5位・G大23も上位を狙っていることを考えれば、残り5試合でできるだけ多くの勝点を積み上げ、天命を待つしかない。

「自分たちができることは、目の前の1試合1試合に勝つことだけ」と語る甲斐は、「(前々節と合わせて)2試合連続で3失点しているようでは、全然ダメ」と反省しつつ、「次の試合の会場はチュスタで、今季は1-0と7-0で勝っているので、また無失点に抑えたい」と意欲を見せた。チュウブYAJINスタジアムでは今季、3月の第4節で盛岡を1-0、9月の第21節では相模原を7-0で下している。今節も北九州を完封して勝利をつかむべく、相手の攻撃に立ちはだかる。

文:石倉利英(鳥取担当)


明治安田生命J3リーグ 第30節
11月4日(日)13:00KO チュスタ
ガイナーレ鳥取 vs ギラヴァンツ北九州
チュウブYAJINスタジアム(ガイナーレ鳥取)
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