【群馬 vs 福島】 ウォーミングアップコラム:ジャンボ大久保哲哉 J通算100ゴールよりもチームの勝利! 昇格争いの大魔人

2018年10月20日(土)


群馬の開幕ゴールは、大久保哲哉(写真)だった。「ジャンボ」の愛称で親しまれるベテラン大型ストライカー。数々のチームを渡り歩くストライカーは今季、プレーの舞台としてJ3群馬を選んだ。

開幕福島戦に先発出場した大久保は前半7分に自らのポストプレーでPKを獲得すると、迷わずPKを蹴った。そのショットは一度、相手GKに止められたが、こぼれ球をきっちりと押し込んで、2018年のファーストゴールを決めた。それは自身のJ通算99ゴールだった。

大久保のゴールで先制した群馬だったが、後半に福島のラッシュを受けて1−2の逆転負け。ジャンボのゴールは空砲となってしまった。

通算100ゴールは時間の問題と思われたがシーズン序盤のチーム低迷などにより、メモリアルゴールの瞬間は訪れなかった。大久保は、猛暑の夏場に一時、出場機会は減ったが、シーズン終盤へ向けてコンディションをキープ、9月以降はゲーム後半の「ジョーカー」として貴重な働きをみせている。

役割は、攻撃だけに留まらない。逃げ切りを図る状況下では相手のパワープレーやセットプレーを、迫力のヘッドではじき返して、チームの危機を何度も救っている。「ポジションは関係なく、チームのためにやるべきことをやっていくだけ」。大久保は、チームプレーを最優先する。

前節沼津との上位直接対決では1−2の場面で投入されると、ゴール前で獅子奮迅の存在感をみせて相手にプレッシャーを与えていく。そして、86分に大久保が潰れ役になり、その周囲で同点ゴールが生まれた。

残り6試合、4位群馬は、2位鹿児島と3位沼津を追う展開。福岡時代にJ1昇格を果たした大久保の経験はチームにとって大きい。

「昇格争いは1つのプレーで状況が変わっていくため、一瞬の判断が重要になる。僕ら経験のある選手たちが普段の練習から1プレーの大事さを伝えていきたい」(大久保)

今節は、開幕戦で敗れた因縁の相手。大久保は開幕以来のゴールで、福島の返り討ちを狙う。ジャンボは、自身のJ通算100ゴールを視野に入れながら、チームの勝利のために戦い続ける。

文:伊藤寿学(群馬担当)


明治安田生命J3リーグ 第28節
10月21日(日)14:00KO 正田スタ
ザスパクサツ群馬 vs 福島ユナイテッドFC
正田醤油スタジアム群馬(ザスパクサツ群馬)
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